11–3–17 -writeText:文字列追加

■コマンド例

[処理例]

メイリオフォント(Windows) / IPAゴシック(Linux / Amazon Linux2 X86)でフォントサイズ10 ポイント、文字色が{R G B}={1 0 0}、透明度0.8 である「アンテナハウス株式会社」という文字列をtest.pdf の全ページの右上に挿入してout.pdf に保存する。


[Windows]

AHPDFToolCmd70.exe -writeText -text "アンテナハウス株式会社" -align 3 -font -name メイリオ -size 10 -colorText 1 0 0 -opacity 0.8 -d C:\test\test.pdf -o C:\sav\out.pdf


[Linux / Amazon Linux2 X86]

AHPDFToolCmd70 -writeText -text "アンテナハウス株式会社" -align 3 -font -name ipa-gothic -size 10 -colorText 1 0 0 -opacity 0.8 -d /home/antenna/test/test.pdf -o /home/antenna/sav/out.pdf


■処理内容

指定ページに文字列を挿入します。

文字列のフォントや色、透明度の指定ができます。挿入位置は、あらかじめ定められた9 か所から指定します。


■フォルダ指定:対応有り

入力フォルダのPDFファイルに対し、文字列追加を行います。入力ファイル名と同一名で出力フォルダに出力します。


■パラメータ

パラメータ
内容
-text Val
挿入する文字列。指定必須。
-pageNo Val
文字列を挿入するページ番号。1ページを「0」とする。 省略可。
指定がない場合、全ページに挿入する。
-vertical
縦書き指定。省略可。
指定がある場合、縦書きする。
指定がない場合、横書きする。
-align Val
挿入位置。省略可。
1: 左上 2: 中央上 3: 右上
4: 左中 5: 中央 6: 右中
7: 左下 8: 中央下 9: 右下
指定がない場合「5: 中央」に配置。
1~9以外が指定された場合エラーとなる。
-angle Val
文字列の角度。省略可。
横書きの場合のみ有効。
反時計回りが正の値。
-font
フォント設定。指定必須。

-name Val
フォント名。指定必須。

-size Val
フォントサイズ。省略可。
単位:point
指定がない場合、 12 point

-bold
指定がある場合、文字列を太字にする。
指定がない場合、文字列を太字にしない。

-italic
指定がある場合、文字列を斜体にする。
指定がない場合、文字列を正体にする。

-notEmbed
指定がある場合、フォントを埋め込まない。
指定がない場合、フォントを埋め込む。
-colorText r g b
文字の塗りつぶし色。省略可。
設定値の範囲:r, g, b それぞれ0.0~1.0
指定がない場合、黒色(0.0 0.0 0.0)
-colorOutline r g b
文字の輪郭の色。省略可。
設定値の範囲:r, g, b それぞれ0.0~1.0
指定がない場合、黒色(0.0 0.0 0.0)
-opacity Val
文字列の透明度。省略可。
設定値の範囲:0.0 ~ 1.0。0.0が透明、1.0が不透明。
指定がない場合、 1.0(不透明)。