9–3–21 ページ番号挿入(-addPageNumber)

ページ番号を挿入します。

ページ番号文字列のフォントや色、透明度の指定ができます。挿入位置は、あらかじめ定められた9か所から指定します。


パラメータ
内容
-index Val
ページ番号を挿入するページ位置。省略可
1ページを「0」とする。
指定がない場合、0
-startNumber Val
挿入するページ番号の開始番号。省略可
指定がない場合、1
-align Val
ページ番号挿入位置。省略可
1: 左上 2: 中央上 3: 右上
4: 左中 5: 中央 6: 右中
7: 左下 8: 中央下 9: 右下
指定がない場合、「8:中央下」に配置。
1~9以外が指定された場合、エラーとなる。
-font
フォント設定

-name Val
フォント名。省略可
指定がない場合、「Helvetica」

-size Val
フォントサイズ。省略可
単位:point
指定がない場合、 12 point

-bold
指定がある場合、文字列を太字にする。
指定がない場合、文字列を太字にしない。
ただし、-bold指定があっても、-nameで指定したフォントが太字のグリフを持っていない場合は太字にはならない。

-italic
指定がある場合、文字列を斜体にする。
指定がない場合、文字列を正体にする。
ただし、-italic指定があっても、-nameで指定したフォントが斜体のグリフを持っていない場合は斜体にはならない。

-notEmbed
指定がある場合、フォントを埋め込まない。
指定がない場合、フォントを埋め込む。
-colorText r g b
文字の塗りつぶし色。省略可
設定値の範囲:r, g, b それぞれ0.0~1.0
指定がない場合、黒色(0.0 0.0 0.0)
-colorOutline r g b
文字の輪郭の色。省略可
設定値の範囲:r, g, b それぞれ0.0~1.0
指定がない場合、黒色(0.0 0.0 0.0)
-opacity Val
文字列の透明度の設定。省略可
設定値の範囲:0.0 ~ 1.0。0.0が透明、1.0が不透明。
指定がない場合、 1.0(不透明)。


コマンド設定例

WindowsAHPDFToolCmd60.exe -addPageNumber -startNumber 11 -align 9 -colorText 0 0 1 -d c:\test\test.pdf -o c:\sav\out.pdf
Linuxsh run.sh -addPageNumber -startNumber 11 -align 9 -colorText 0 0 1 -d /home/antenna/test/test.pdf -o /home/antenna/sav/out.pdf
動作内容test.pdfに対し、1ページ目をページ番号「11」としてページの右下に{R,G,B}={0,0,1}の文字色で挿入しout.pdfに保存する。