オブジェクトを貼り付ける
本製品で用紙PDFに貼り付けることのできるものを総称して「オブジェクト」といいます。オブジェクトは貼り付けた後に、サイズや配置、内容などを変更できます。
オブジェクトは、「ホーム」リボンの「オブジェクト」グループの各コマンドで貼り付けられます。

- テキスト:文字を貼り付けます。文字を入力する矩形範囲(テキストボックス)を指定して、その中に文字を入力します。
- 画像:画像ファイルやスキャナから読み取った画像を貼り付けます。サイズや位置を自由に変えられます。
- 図形:四角形や円など、定型の線画図形を貼り付けます。
以下の図形が用意されています。
- 四角形:正方形や長方形などの矩形を貼り付けることができます。角が丸い角丸四角形も選択できます。

- 修正テープ:下地の色と同じ矩形を貼り付けることで、その下の文字や絵柄を隠す(画面上から見えなくする)機能です。
修正テープは、範囲指定を開始した位置の色になりますので、背景色をうまく拾えないときは、別の場所に貼り付けてから位置とサイズを調整してください。

- 円:真円や楕円を貼り付けることができます。

- 直線:直線を貼り付けることができます。直線ではその両端に矢印をつけることができます。

- 折れ線コネクタ:連結できる折れ線を使って、図形と図形を結ぶことができます。

- 折れ線/多角形:折れ線を描くことが出来ます。折れ線の両終端閉じることで、多角形にすることができます。折れ線の場合は、直線と同様、その両端に矢印をつけることもできます。折れ線/多角形は背景色で内側を塗ることができます。頂点の移動、追加、削除ができます。

- 自由曲線:自由曲線を貼り付けることができます。自由曲線もその両端に矢印をつけることができます。折れ線と同様に、頂点の移動、追加、削除ができます。

- チェックマーク:チェックマークを貼り付けることができます。レ点や◎など種類も選択できます。

- ハイライト/アンダーライン/取り消し線:これら3つのツールは、用紙PDF上の文字を選択するとその文字にピッタリのサイズのオブジェクトを作成します。ハイライトは四角形オブジェクトで作られます。アンダーラインと取り消し線は直線オブジェクトで作られます。
- 印影:日付印や認印、画像から作成した印影などを貼り付けられます。日付印や認印は専用の画面でレイアウトを変更できます。印影を登録しておくことで事前に用意した印影も利用できます。

- 差込:ExcelファイルやCSVファイルからデータを取り込んで表示する差込データ専用の枠を貼り付けます。
- インクツール:ペンや筆を使っているような感覚で自由に曲線(文字や図形)を描画することができます。ペンタブレットを使うと筆圧で線の幅が変化します。ちょっとしたコメントの追加やフリーハンドの指示を記入したいときなどに大変便利です。

インクツールは、オブジェクトとは異なり、書き込んだ後に位置やサイズを修正できません。実際の筆記用具で書いたときのように、消しゴムツールで消して書き直してください。
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