OCR機能

画像データを含むPDFを別形式に変換する際にOCR機能を使用します。

OCR機能とは？

• OCR（Optical Character Recognition:文字認識）機能とは、活字のイメージデータを文字認識して、テキストデータに変換する機能です。
• スキャナーで紙の原稿をスキャンして保存したPDFなど、文字が画像化されたファイルにOCR（文字認識）処理を行うことで、画像化された文字をテキスト化（文字コードに変換）して再利用できます。

使用方法

• PDFを読み込む処理では既定値でページ毎に内部データの解析を行い、画像情報のみであったら自動的にOCR処理を実行します。
• JPEG形式などの画像ファイルを読み込む処理では、常にOCR処理を実行します。
• OCR処理を手動で実行したい場合は、OCR変換条件で各種の設定を行います。

OCR補正機能

• OCR処理では、画像上でテキストや表として変換したい部分を別の領域に誤認識してしまう場合があります。誤認識したままOCR処理を行うと、文字化けなどが生じてしまいます。
• 本製品のOCR補正機能では、画面上で対話的に操作を行い、誤認識した領域を正しい領域に補正します。既定値でOCR処理した場合に領域分割がうまく行われず変換結果が思わしくなかった場合、本機能を使用することで文字認識率が改善できる可能性があります。

関連...

• OCR変換条件
• OCR補正機能