トップページ > システム製品情報 > PDF Driver API 製品トップ > 機能紹介:旧バージョンとの相違点
「PDF Driver API V7.5」と、「PDF Driver API V6.0」の動作環境の違いは下表のとおりです。
項目 | PDF Driver API V7.5 | PDF Driver API V6.0 |
---|---|---|
PDF Driverのバージョン | V7.5 | V6.0 |
対応OS(日本語版) |
|
|
対応Microsoft Office バージョン |
2019 / 2016 / 2013 各日本語版 | 2016 / 2013 / 2010 / 2007 / 2003 各日本語版 |
対応.NET Framework | 4.5.2以降 | 4.5 / 4.0 / 3.5 / 3.0 / 2.0 |
開発環境 | Microsoft Visual C++2015 | Microsoft Visual C++2010 |
「PDF Driver API V7.5」(以下、「V7.5」)と「PDF Driver API V6.0」(以下、「V6.0」)の仕様の違いは次のとおりです。
バージョン番号 | 配置方法 |
---|---|
V7.5 | PDF Driver V7.5 のインストールフォルダに配置します。なお、レジストリキーの作成は不要です。 |
V6.0 | レジストリキーを作成し、ライセンスファイルを配置した場所を設定します。 |
V7.5において、COMインターフェースは廃止となりました。
バージョン番号 | 対応インターフェース |
---|---|
V7.5 | C++ / .NET / Java / コマンドライン |
V6.0 | C++ / .NET / Java / COM / コマンドライン |
V7.5において、対応する.NET Frameworkのバージョン、namespaceに変更があります。
バージョン番号 | 対応する.NET Framework | namespace |
---|---|---|
V7.5 | .NET 4.5.2以降 | PdfDrvNet_75 |
V6.0 | .NET 2.0 / 3.0 / 3.5 / 4.0 / 4.5 |
|
Javaインターフェースは、C++インターフェースのラッパークラスとして設計されています。
V7.5においてC++ライブラリを内部に取り込むことにより、Java版APIの実行ファイルは「PdfDrvAPI75.jar」のみとなります。
また「PdfDrvAPI75.jar」は、32bit、64bit共通モジュールです。
コマンドオプション | 機能 | V6.0 | V7.5 |
---|---|---|---|
-d "入力ファイル名" | 出力元の文書ファイル名をフルパスで指定します。 | 〇 | 〇 |
-o "出力ファイル名" | 出力先のPDF ファイル名をフルパスで指定します。 | 〇 | 〇 |
-p ("プリンター名") | 使用するプリンター名を指定します。対象となるプリンターは、モデル名が「Antenna House PDF Driver 7.5」 ※であるものです。
プリンター名を指定した場合は、そのプリンターで印刷が行われます。プリンター名が省略された場合、あるいは、「-p」自身の指定が省略された場合は、API 側でプリンターを選択して印刷を行います。 ※V6.0ではモデル名は「Antenna House PDF Driver 6.0」 |
〇 | 〇 |
-i "設定ファイル名" -i "設定ファイルフルパス名" |
印刷設定ファイルを指定します。ファイル名のみでフォルダパスの指定がない場合は、あらかじめインストールされる標準設定の場所、ユーザーのカスタム設定 の場所の順に検索します。 | 〇 | 〇 |
-gp | V7.5で廃止しました。 | 〇 | × |
-a | ページごとに1つのPDF ファイルを出力します。Excel ファイルの場合は1 シートごと(非表示シートを含まない)、PowerPointファイルの場合は1 スライドごと(非表示スライドを含まない)※
に1つのPDF ファイルを出力します。「-addin」(アドイン変換)との併用はできません。 ※V6.0では、PowerPointファイルの非表示スライドは出力対象です。 |
〇 | 〇 |
-start "開始ページ番号" | PDF の出力を開始するページ番号を指定します。「-1」は先頭ページを指します。Excel ファイルの場合はシート番号(非表示シートを含まない)、PowerPoint ファイルの場合はスライド番号を指定します。
「-end」の指定がない場合は、「-start」以降最終ページまで出力されます。
PowerPoint の非表示スライドについて、「-addin」(アドイン変換)指定時は出力に含まれます。「-addin」を指定しない場合は出力に含まれません。※ ※V6.0では、PowerPointファイルの非表示スライドは「-addin」の指定があるとき、指定がないときのどちらの場合も出力対象です。 |
〇 | 〇 |
-end "終了ページ番号" | PDF 出力を終了するページ番号を指定します。「-1」は最終ページを指します。Excel ファイルの場合はシート番号(非表示シートを含まない)、PowerPoint ファイルの場合はスライド番号を指定します。
PowerPoint の非表示スライドについて、「-addin」(アドイン変換)指定時は出力に含まれます。「-addin」を指定しない場合は出力に含まれません。※ ※V6.0では、PowerPointファイルの非表示スライドは「-addin」の指定があるとき、指定がないときのどちらの場合も出力対象です。 |
〇 | 〇 |
-addin | Office アドイン機能を利用してPDF を出力します(Word/Excel/PowerPoint のみ)。アドイン用オプションは、出力時のアドイン設定ダイアログの設定値となります。コマンドラインからは設定変更できません。 「-a」との併用はできません。 | 〇 | 〇 |
-silent | 指定がある場合、標準出力へのメッセージ表示が抑止されます。 | 〇 | 〇 |
-h -i |
コマンドラインの使い方が表示されます。 | 〇 | 〇 |
V7.5において、印刷設定に「色」が追加されました。
このため、PDF Driver API V7.5 には、「色」設定を扱う「PtlParamColorSettings」クラスが追加されています。
V7.5において、ページ数を取得する処理を廃止しました。
印刷設定ファイルの拡張子が下記のように変更になります。
バージョン番号 | 拡張子 |
---|---|
V7.5 | .ps4 |
V6.0 | .printSetting3 |
「PDF Driver」については、PDFの規格や機能がより細かく設定できるようになりました。
項目 | V7.5 | V6.0 |
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出力対応しているPDFの規格 | PDF/A-1b、PDF/A-2b、PDF/X-1a、PDF/X-3、PDF/X4:2008 | PDF/A-1b、PDF/X-1a、PDF/X-3 |
同一名のファイルが存在する場合の動作オプション | 次の4つの中から選択する。
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「同名ファイルがある場合、上書きする」
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色変換 |
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