第7章 Markup Compatibility and Extensibility

アプリケーションが実行可能であるべき名前空間を明示する

mc:Ignorableに指定した名前空間の要素・属性は、実際にその名前空間の要素・属性が登場したときに処理を中断することになります。

アプリケーションが対応すべき名前空間についてmc:MustUnderstand属性に指定することで、それらの名前空間の要素・属性の登場を待たず処理を中断できます。

典型的な用法としては、ルート要素でmc:Ignorableとmc:MustUnderdstand属性に名前空間を指定することで、アプリケーションはルート要素を読み込んだ時点で処理可能な名前空間かどうかを判定できます。