OEM販売のご相談

PDF Viewer SDK動作環境/制限事項

動作環境

『PDF Viewer SDK』をインストールしてご利用になるには以下の動作環境が必要です。

対応OS Windows Server 2022/2019/2016 日本語版
Windows 11/10(64ビット) 日本語版
CPU 上記OSが正常に動作するIntel系のCPU、および100%互換性を持つプロセッサー
メモリ 上記OSが推奨するメモリ以上
ハードディスク 本製品のインストールに必要な150MB以上の空き容量
ランタイム 本ライブラリを使用するには、以下のランタイムライブラリが必要です。
あらかじめ実行環境にインストールを行ってください。
・Visual C++ 2019 再頒布可能パッケージ
・.NET Framework 4.6.2 以上(.NET Framework 利用時)
・.NET6(.NET 利用時)
その他 Windows Server でのご利用にはデスクトップエクスペリエンスが必要です。

プラットフォームの動作保証について

プラットフォームの動作保証については「保守サービス仕様」のページを参照してください。

「保守サービス仕様」

プラットフォーム動作保証についての変更に伴い、V5からメインストリームサポートが終了したプラットフォームは動作保証外としております。(2021年6月28日発売以降のすべての契約が対象です)

「お知らせ」

シンクライアント環境の動作について

仮想化環境(VMwareやHyper-Vなど)で実行する場合、仮想化環境で実環境上と同じ動作が保証されている場合は、以下の制限事項を除き、機能制限はありません。

  • リモートデスクトップ接続では注釈の表示が粗くなります。(GDI+の制限事項に依るものです)

開発環境

コンポーネント インターフェイス 説明
PDF Viewer API C++ / C Microsoft Visual Studio 2019 でビルドされています。互換性のあるコンパイラを使用してください。
.NET .NET6
.NET Framework .NET Framework 4.6.2 以上
PDF Viewer Ctrl .NET .NET 6 ※1
.NET Framework .NET Framework 4.6.2 以上 ※1
ActiveX ActiveXをサポートする開発言語 ※2 ※3
  • UWP/ストアアプリの開発には対応しておりません。
  • ※1 64ビット版コントロールを利用したアプリケーションの開発には注意がございます。詳しくはSDK付属の製品マニュアルをご確認ください。
  • ※2 弊社では Visual C# でのみ動作検証を行っております。
  • ※3 V4.0 相当のAPI となります。一部のAPI はサポートされません。

制限事項

『PDF Viewer SDK』には以下の制限事項があります。詳しくは、製品マニュアルをご確認ください。

対象PDF

  • PDF仕様(ISO32000-2)に準拠した、PDFバージョン「1.3」~「2.0」
    • オープンできるファイルサイズは2GBまでとなります。
    • ページ数は明示的な制限はしておりません。

レンダリング品質・性能について

  • 対象PDFであっても一部正しく表示できない項目があります。詳しくは「PDF Viewer SDK 表示仕様」をご覧ください。

    「PDF Viewer SDK 表示仕様」

  • PDF ファイルや実行環境など条件によっては、表示仕様に記載されていない未知の制限が存在する場合があります
  • レンダリング品質や速度や消費メモリなどの性能について、特定の品質や性能を保証するものではありません。とくにAdobe Acrobat/Adobe Acrobat Reader を含む、他社製品のPDF ビューアーと同等の品質や性能を保証するものではありません。
  • レンダリング品質および性能は、実行環境やプリンターおよびプリンタードライバー、 PDF ファイルのデータ、描画領域のサイズ、解像度、カラー、拡大縮小率、その他要因によって影響を受けます。 条件が違う場合には、必ずしも同じ結果になりません。また表示と画像出力、印刷では異なる結果になる場合があります。 実運用環境と同等の環境や出力方法、また実際に扱うものと同等のPDF データでご確認ください。

その他

  • 複数プロセス/スレッドでの同時使用
    • PDF Viewer API
      • 複数のプロセスで API を同時に使用することは問題ありません。
      • 同一プロセス内の複数のスレッドで APIを同時に使用することは、印刷機能を除き問題ありません。
    • PDF Viewer Ctrl
      • 複数のプロセスで PDF Viewer Ctrl を同時に使用することは問題ありません。
      • 同一プロセス内の複数のスレッドでのPDF Viewer Ctrlの同時使用または同時アクセスには対応しておりません。
  • その他
    • PDF Viewer API
      • タスクスケジューラやサービス等、デスクトップが存在しない環境では、場合によってPDFが正しく印刷や画像出力されない可能性があります。
    • PDF Viewer Ctrl
      • PDF Viewer CtrlはGUIアプリケーションでの使用を前提としています。GUIがないコマンドラインなどでの動作は保証しておりません。
      • リモートデスクトップ接続では注釈の表示が粗くなります。(GDI+の制限事項に依るものです)
      • タッチ操作でのスクロール、ピンチイン・ピンチアウトは任意の機器での動作を保証するものではありません。