分割ポイントを設定する

分割ポイント設定と解除

設定分割ポイント

分割ポイント は、ページモードでサムネイルの左肩にある （分割ポイントスイッチ）で設定します。分割ポイントスイッチをクリックすると に変わり分割ポイントが設定され、再度クリックすると解除されます。

また、分割条件の指定で、複数の分割ポイントを自動設定できます。分割条件は「ツール」メニューの［分割ポイントを設定］から指定します。

分割してPDF出力の実行

　「ファイル」メニューの［分割してPDF出力］を実行するか、ツールバーの ボタンをクリックすると、「分割してPDF出力」の設定ダイアログが表示されます。

• 分割指定(サムネイルビュー) ： 設定された分割ポイントによる分割結果を、ページ番号範囲で表示します。分割指定の変更は、このダイアログを閉じて、サムネイルペインで変更するか「ツール」メニューの「分割ポイントを設定」で指定し直してください。
• 保存先 ： 分割結果のPDFファイルを保存する場所をフルパスで指定します。［参照］ボタンでPCのドライブを参照して保存先を指定してください。
  • 同名ファイルが存在する場合 ： 保存先に出力ファイルの同名ファイルがあったときの処理を指定します。
    • ［上書き］： 無条件に上書きします。
    • ［確認メッセージを表示する］： 上書きするか、しないかの確認ダイアログが出るので、処理を指定してください。
      
      • はい ： 上書きします。
      • いいえ ： ファイルを出力せず、次のファイルの出力に進みます。
      • キャンセル ： 以降の出力をすべてキャンセルします。
  • 保存ファイル名 ： 分割結果を保存するファイル名を指定します。ファイル名は「ベース名」と「連結文字」（半角記号）と「連番」（半角数字）で付与します。
    • 国土交通省・電子納品運用ガイドラインに沿う連番で作成する ： 分割後PDFのファイル名を「REPORT01」から始まる連番にします。数値は01から09、以降はA0からZ9までの値が割り振られます。
    • ベース名 ： 元のファイル名が設定されるので、必要があれば枠内テキストを修正してください。
    • 連結文字 ： (なし)／ -(ハイフン)／ _(アンダーバー)／ (スペース) のいずれかを選択してください。表示枠内をクリックすると選択肢がドロップダウン表示されます。
    • 開始番号 ： 連番の開始番号を指定します。
    • 桁数(ゼロ詰め) ： 連番の桁数を指定します。番号の桁数が指定の桁数に満たないときは番号の前に 0（ゼロ）を必要数詰めます。
• 分割後のPDF ： 分割結果のPDFファイルの、しおりと文書情報の付与について指定します。また、PDF出力設定もできます。
  • 元のPDFしおり ： 元のPDFのしおりを分割結果のファイルに設定するときは［設定する］を選択してください。［設定する］の場合、設定のしかたを指定できます。
    • ページ範囲内のしおりだけコピー ： しおりの参照先が分割結果のファイル内のしおり項目のみがコピーされます。先頭のしおりがレベル1 でないときは、レベル1 からの階層になるようダミーのしおりが挿入されます。
    • ページ範囲内（内部）と階層レベル1（外部）のしおりをコピー ： しおりの参照先が分割結果のファイル内のしおり項目はすべてコピーし、別ファイルになるしおりは階層レベル1 のしおりだけコピーします。また、参照先の先頭に飛ぶしおりを参照先のファイル名で追加します。
      分割されたファイルの先頭のしおりがレベル1 でないときは、レベル1 からの階層になるようダミーのしおりが挿入されます。
    • すべてのしおりをコピー ： 分割結果のどのファイルにもすべてのしおりをコピーします。参照先が別ファイルのときは別ファイルを開いて参照先に飛ぶ設定になります。
  • 元のPDFのリンク注釈 ： 元のPDFのリンク注釈を分割結果のファイルに設定するときは［設定する］を選択してください。［設定する］の場合、設定のしかたを指定できます。
    • ページ範囲内のリンク注釈だけコピー ： リンク注釈の参照先が分割結果のファイル内の項目のみがコピーされます。飛び先ページが存在しないリンク注釈は削除されます。
    • ページ範囲内（内部）と外部のリンク注釈をコピー ： リンク注釈の参照先が分割結果のファイル内の項目はすべてコピーし、飛び先ページが存在しないリンク注釈は外観を残し、リンク情報は削除されます。
    • すべてのリンク注釈をコピー ： 元ののPDFすべてのリンク注釈をコピーします。参照先が別ファイルのときは別ファイルを開いて参照先に飛ぶ設定になり、飛び先ページがない場合はリンク注釈が削除されます。
  • 外部のPDFを開く ： 出力後、リンク先のPDFのパスの保存方法と開き方を指定できます。
    • 相対パスで保存 ： チェックを入れると、PDFのリンク内パスを相対パスに変換して出力します。
    • 別ウインドウで開く ： チェックを入れると、出力後のPDFでリンクをクリックした際に、別のウインドウで開くようになります。
  • 元のPDFの文書情報 ： 分割結果のPDFに、元のPDFの文書情報を設定するか否かを指定します。
    • ［PDF出力設定］： 分割結果のファイルにも「ファイル」メニューの「PDF出力設定」が適用されます。設定を変更したいときは［PDF出力設定］ボタンをクリックしてください。
      「PDF出力設定 - 一般」
      「PDF出力設定 - セキュリティ」
      「PDF出力設定 - 開き方」
      「PDF出力設定 - 情報」
• ［　実行　］： 分割保存を実行します。処理を開始すると実行経過と結果が表示されます。
• ［ 閉じる ］： このダイアログを閉じます。変更した設定は保存されます。
• ［ キャンセル ］： 設定の変更を破棄して、このダイアログを閉じます。