Ⅴ Webブラウザで表示可能になるファイルフォーマット

自在眼をWebブラウザに組み込むことにより自在眼で表示可能なファイルがWebブラウザでも表示できるようになります。また、ジャストシステム社のShuriken/Shuriken Proの添付ファイル表示でもこの機能を利用できます。

自在眼がサポートするファイル形式のほとんどがWebブラウザで表示可能にできますが、本製品の標準設定ではOSおよびWebサーバーのMIME Type設定が本製品の想定するMIME Typeと一致するもののみ表示できます。それ以外のファイルも本製品の機能を利用して表示させたいときは、Windowsの「スタート」メニューから「自在眼11」-「自在眼組込み機能の設定」を実行し、「サーバの未定義MIIME Typeをすべて自在眼で開く」を有効にしてください。ZIPLZHのみをWebブラウザ上で開けるようにしたいときは「書庫ファイルもWebブラウザで開く」を有効にし「サーバの未定義MIIME Typeをすべて自在眼で開く」は無効にしてください。

※ この操作は本製品の組み込み対象アプリケーション(エクスプローラは除く)をすべて終了させてから実行してください。

表示に自在眼のプラグイン機能を使用したくないMIME Typeがあるときは、「ファイル」メニューの「環境設定」を実行し「MIME種別」のタブをクリックして、無効にしたいMIME Typeを[有効]欄から探してクリックし、[削除]ボタンをクリックしてください。MIME Type毎に無効にできます。また、無効にしたものを再度有効にしたいときは、逆に[無効]の欄から有効にしたいMIME Typeを探してクリックし[追加]ボタンをクリックしてください。

Internet ExplorerとNetscapeの両方が導入されている環境では、本製品のプラグイン機能はNetscape Navigator側にのみ導入されますが、Internet ExplorerがNetscapeのPluginsフォルダを参照してプラグイン機能を利用するためInternet Explorerでも動作します。このため、Internet Explorer側だけ本製品のプラグイン機能を動作しないようにはできません。

Internet Explorerでは、MS-Office関係のファイルなどInternet Explorerが特別扱いしているMIME Typeは強制的にマイクロソフト社のアプリケーションが起動してしまいます。