【資料】(この資料はWindowsプログラムおよびOLE、ActiveXについての知識があることを前提に記述しています。)

自在眼の埋め込みサーバー
    およびオートメーションサーバー対応

(1998/3/24)


■はじめに

自在眼は埋め込みサーバーおよびオートメーションサーバーをサポートしています。 VisualBasicやDelphi、VC++などを用いて、自在眼のファイルビューアー機能を文書 管理、WWWサーバ、グループウェア、Eメール、インターネット・イントラネットア プリケーションに組み込むことにより、シームレスな表示が可能となります。


■自在眼のビュアー機能を使う

自在眼は埋め込みサーバー機能をサポートしており、埋め込みコンテナ上に構築 することが可能です。またオートメーションのメソッド呼び出しにより、構築さ れた自在眼オブジェクト上に、任意のファイルを読み込んで表示することが可能 になります。
これを使えば、ファイルビューアー機能を持たないアプリケーションにファイルビューアーの機能を組み込むことが可能になります。


■オートメーション機能を使用するための情報

自在眼のオートメーション機能を使用するために必要な情報は以下の通りです。


■ProgIDおよびCLSID

自在眼のオートメーションのためのProgIDおよびCLSIDは以下の通りです。

ProgID jizaigan
CLSID 2290E500-99FF-11D0-9715-00AC0C913CBCA



■メソッド

自在眼オートメーションサーバーは以下の5つのメソッドを公開しています。

BOOL OpenAutoDetect(LPCTSTR path)
引数 
LPCTSTR path 文書のパス名。パスはASCII(SHIFT-JIS)文字列。
戻り値 
表示に成功したらTRUEを返す。
機能 
pathで指定されたファイルを読み込み、表示を試みます。自在眼は指定されたファイルを解析し、自動判別して表示します。

BOOL OpenWithDialog(void)
引数 
なし
戻り値 
表示に成功したらTRUEを返す。
機能 
自在眼のファイルオープンコモンダイアログを表示し、文書を開きます

BOOL CanPrintDoc(void)
引数 
なし
戻り値 
印刷が可能ならTRUEを返す
機能 
印刷可能かどうかのチェック。自在眼は開いた直後は(文書が完全に表示されるまで)印刷できません。印刷コマンドを使用する前にこのメソッドを実行してチェックしてください

BOOL PrintDoc(void)
引数 
なし
戻り値 
印刷に成功したらTRUEを返す
機能 
印刷

BOOL PrintDocWithDialog(void)
引数 
なし
戻り値 
印刷に成功したらTRUEを返す
機能 
印刷


自在眼OLEオートメーション対応仕様についてのお問い合わせは、下記Eメールアドレスまで    お願いいたします(電話でのお問い合わせはできませんので御了承ください)。

OLEオートメーション問い合わせ窓口:oem@antenna.co.jp


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