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ご当地ビール

9月となり、「実りの秋」ということで、近くのブドウ園にブドウ狩りにいこうかな?と調べてみますと、残念ながら、「コロナにより今秋は直売のみ営業」となっていました。(2020年9月11日時点)
まだまだ色々なイベントや施設の自粛が続くようです。もうしばらく家で楽しみましょう。

そんなわけで手の消毒にアルコールが手放せませんが、飲む方のアルコールに何か地のものがないかな?と探してみました。

暑いときはやっぱりビールですね。

南信州ビールとは?

長野県第1号のクラフトビールで、中央アルプスの雪解け水を豊富に含んだ地下120mより汲み上げた地下水を使ったエール系ビールです。
長野県上伊那郡宮田村に酒造所、長野県駒ヶ根市に直営レストランがあります。

クラフトビール? ちょっと蘊蓄。

ビールは発酵方法で「ラガービール(下面発酵ビール)」「エールビール(上面発酵ビール)」「自然発酵ビール」の3つのスタイルに分類されます。

日本ではビールといえばラガービールで、イギリス辺りではエールビールと聞きます。
南信州ビールで酒造しているのはエールビールです。

エールビールは濃厚で香りが強いのが特徴です。ラガービールのように一気には飲み干さずに、ゆっくりと味わうのがおすすめのようです。

のんべえなので一通り飲んでみたいのですが、定番商品(上写真)に11-12月の季節限定品の紹介に留めておきます。値段は全て476円+税でした。

ゴールデンエール
濾過をしているので、名前のようにクリアな黄金色(ゴールデン)です。軽い口当たりです。

アンバーエール
琥珀色で香ばしいアロマが特長的でした。

アップルホップ
信州産のりんごを使った発泡酒です。りんごの爽やかさを感じます。

デュンケルヴァイツェン
黒ビールで、芳醇なバナナ香が特徴的でした。

クリスマスエール
11月-12月 季節限定ビール
アルコール度数が7.5%と高いです。力強い味わいです。

気の里ビール
ご存じの方も多いかと思いますが、一時期ブームになったパワースポット「伊那市長谷村・分杭峠」の地下水で醸造したビールです。

分杭峠には私も何度かパワーを貰いに行ったことがあります。

分杭峠の氣場からの景色

機会がありましたら、分杭峠を訪れて、ビールや分杭峠の水をおみやげにいかがでしょうか。
(通販でもご購入いただけます)

『南信州ビール』について

南信州ビール株式会社は、1996年に長野県で最初のクラフトビールメーカーとして誕生したブルワリー(醸造所)で、伊那谷では酒屋やスーパーマーケットのビールコーナー、飲食店でもよく見掛ける馴染みのあるクラフトビールを生産しています。醸造の責任者は、非常にアルコールに造詣が深く、つい最近までは同敷地内にある『マルス信州蒸留所』の所長をされていました。その立地と経験を活かして、最近ではウイスキーを熟成させた樽で、ビールの発酵・熟成をさせたものなんてのもリリースしています。

他にもある!伊那谷のご当地ビール

ビールの醸造所自体珍しいものではありますが、2018年~2019年に伊那市にはなんと 2社の醸造所が産声を上げ、醸造を開始しています。

1社は、伊那支店の近くにある『In a daze Brewing(イナデイズブルーイング) 』さん。伊那市のお隣の南箕輪村にある『信州大学』で学ばれた方がビール造りをしています。醸造所にはタップルームも併設されており、石窯で焼いたピザもいただけます (*´ч`*)ンマー

もう 1社は高遠城址の桜で有名な伊那市高遠町にある『PECCARY BEER(ペッカリービール)』さん。こちらは『ORGANIC FARM88』という有機農業をされている農家さんが手がけているビールです (o'ч'o)ンマー

個性ある方たちが伊那谷で造るビールはやはりいずれも個性的で、ピルスナー(一番よく見掛けるゴールドに輝くビールです)に慣れていると違和感があるかも知れませんが、実はピルスナーは 100種類以上あるビールのスタイルのひとつです。ほかのスタイルのものも、冬の長い夜に暖かな部屋でこういうのがあるんだとじっくり味わえば、好みのものが見つかるかも知れませんし、見つからないかも知れません。ご興味ありましたら、取り寄せて飲んでいただけたら地元民として嬉しい限りです。


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