最終更新日: 2006/10/22

XSL Formatter SVG 出力オプション

「XSL Formatter SVG 出力オプション」の主な仕様は下記の通りです。

製品概要

「XSL Formatter SVG 出力オプション」 は、W3Cによる Scalable Vector Graphics (SVG) 1.1 に準拠した SVG を出力するためのオプションです。また、SVG 1.1 仕様の Mobile SVG Profiles である SVG Tiny および SVG Basic の出力も可能です。

SVGの出力形式

XSL Formatter では、SVG のプロファイルとして、SVG 1.1、SVG Basic、SVG Tiny のどれででも出力することができます。プロファイルを指定しない場合は、SVG 1.1 とみなします。
Mobile SVG Profiles は、ハードウェアの処理能力、メモリ容量、表示可能な色数などに制約のあるモバイル機器や携帯電話向けの仕様です。 SVG Tiny は、携帯電話のようにかなり大きな制約を持つ機器向けであるため、サポートされなかったり制限のある要素が多数あります。したがって、SVG 1.1 に比べ変換元文書内容の再現レベルは低くなります。 SVG Basic は、高性能PDAなど、より高性能の携帯機器向けのものなので SVG Tiny よりは制限の少ないものになっています。詳細は、Mobile SVG Profiles で確認してください。

XSL Formatter は、SVG 1.1 の出力を基本として、多くはサポートされない要素を無視する形で SVG Tiny、SVG Basic を出力します。

イメージ出力

サポートしているグラフィックイメージはXSL Formatterに準じます。

フォント出力

SVG出力では、フォントをSVGに埋め込むことができますが、一部の TrueType、OpenType フォントでは正しいアウトラインが埋め込めないことがあります。

制限事項

SVG Tiny

SVG Tiny では、多くの要素がサポートされていないため、変換元文書を忠実に再現することが困難な場合があります。XSL Formatter では、可能な範囲で代替の表現に置き換えることにより、できるだけ近似できるようにしています。
下記は、SVG Tiny における主な制限事項です。

  • SVG Tiny は、グラデーションに対応していないため、単色の塗り潰しに置き換えています。
  • SVG Tiny は、ライティングモード(writing-mode)に対応していないため、縦書き文書を変換したとき、1文字ごとに位置を指定することになります。このため、SVG 1.1 で同様の文書を出力したものに比べサイズが大きくなることがあります。
  • SVG Tiny の専用ビューアでは、文字の回転(rotate)に対応していないものが多いようです。MS Office ドキュメントでは、縦書き文書の中にある半角文字が90度回転して配置されている場合がありますが、文字の回転(rotate)に対応していないビューアでは SVG Tiny 中で文字の回転を指定していても無視されます。

動作環境

XSL Formatter の動作環境に準じます。

導入条件

「XSL Formatter SVG 出力オプション」はXSL Formatter V3.3以降XSL Formatter V4.0以降でご利用できます。

価格/購入方法

価格

価格につきましては下記をご覧ください。

購入方法

お申し込みは「アンテナハウス直販」もしくは、XSL Formatter リセラー様からご購入いただくことができます。
詳しくは アンテナハウス直販 、または アンテナハウス・システム製品リセラー をご覧ください。


Copyright © 1996-2010 Antenna House, Inc. All rights reserved.
Antenna House is a trademark of Antenna House, Inc.