2–5 出力設定

PDFファイル出力時の出力先フォルダや、ファイル名、後処理を設定します。

[ホーム]タブの[出力]グループ

図2・5 [ホーム]タブの[出力]グループ

出力先フォルダーとファイル名の設定

出力先フォルダーファイル名

PDFファイルの出力先フォルダーとファイル名を指定できます。フォルダーとファイル名の設定は[ホーム]タブの[出力]グループにある「フォルダー」「ファイル名」を設定します。

フォルダー
PDFファイルの出力先フォルダーを以下から選択します。
ファイル名
PDFファイルのファイル名をフィールドに入力して設定します。\fを含めると入力ファイル名に置換されます。\dを含めると連番に置換されます。

出力ファイル設定

出力ファイル設定

[ホーム]タブの[出力]グループにある「設定」コマンドから、出力先フォルダーに既に同じ名前のファイルが存在する場合や、ファイル名に付加される連番の開始番号と0詰め桁数、処理が完了した後の処理内容などについての設定を行います。「設定」コマンドを実行すると「出力ファイル設定」ダイアログが表示されます。

「出力ファイル設定」ダイアログ

図2・6 「出力ファイル設定」ダイアログ

出力ファイル名と同じ名前のファイルがある場合

連番

後処理

プラグイン:メールに添付

このプラグインを指定すると、処理によってPDF ファイルを出力した後、コントロールパネル「インターネットオプション」の「プログラム」タブ画面のインターネットプログラムで設定されている既定の電子メールソフトが起動し、出力したPDF ファイルが添付された新規メールメッセージウィンドウを開きます。

このプラグインは、MAPI(Messageing Application Program Interface)対応の電子メールソフト専用です。

プラグイン:コマンドを実行

このプラグインを指定すると、処理によってPDF ファイルを出力した後、コントロールパネル「インターネットオプション」の「プログラム」タブ画面のインターネットプログラムで設定されている既定の電子メールソフトが起動し、出力したPDF ファイルが添付された新規メールメッセージウィンドウを開きます。

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図2・7 コマンド設定画面
出力ファイルごとに実行するコマンド
個々のPDFファイルを出力する度に実行するコマンドを指定します。
実行ファイル実行するプログラムのパスを入力します。
「参照」ボタン実行するプログラムを指定するための「開く」ダイアログボックスを表示します。
パラメータ実行するプログラムに渡すパラメータを指定します。
出力したファイルのフルパスを渡す場合には、「%f」を利用します。
指定するパラメータが何もない場合には、フィールドを空のままにしておきます。
プロセスの終了を待つ実行するプログラムのプロセスの終了を待ちます。
最後に実行するコマンド
「瞬簡PDF 作成 2024」による一連の処理が完了した後、実行するコマンドを指定します。
実行ファイル実行するプログラムのパスを入力します。
「参照」ボタン実行するプログラムを指定するための「開く」ダイアログボックスを表示します。
パラメータ実行するプログラムに渡すパラメータを指定します。
出力されたPDFファイルのフルパスのリストが記述されたテキストファイル
(UTF-16LE、BOMなし)をパラメータとして渡す場合には、「%f」を利用します。
指定するパラメータが何もない場合には、フィールドを空のままにしておきます。
プロセスの終了を待つ実行するプログラムのプロセスの終了を待ちます。