PDF、組版と文書変換のアンテナハウス株式会社

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AH Formatter よくいただくご質問

このページでは『AH Formatter』について、よくお寄せいただくご質問を紹介しています。
関連して、保守サービスについては「ソリューション・システムコンポーネント製品保守サービス仕様」に詳細を記載しておりますのでご覧ください。また、システム製品ご購入前のお客様には、お客様の「やりたいこと」「したいこと」から探すためのページとして「製品ナビゲータ」を、弊社システム製品ご購入の際によくいただく質問にお答えするページとして「システム製品のご購入について よくいただくご質問」ページご用意しております。併せてご利用ください。

基本・一般

AH Formatter について(インストール・ライセンス・一般的なお問い合わせ)

AH Formatter の機能について

XSL-FO 関連

CSS 関連

その他

旧FAQページ:AH Formatter の基本・一般・XSL-FO 仕様などの Q&A(2011年11月11日以前の内容)


以下、回答

基本・一般

XSL-FO を学習するのに適した本はありますか。
XSL-FO プロセサを利用する人向けの解説書として、弊社から「XSL-FO の基礎」を出版しています。 全文を Webで公開していますのでご利用ください。(内容を読む
CSS組版と XSL-FO組版の選択において、考慮すべき点はなんですか。
CSS組版は、比較的シンプルな構造やシンプルなレイアウト(例:HTMLの組版や帳票の組版など)に向いています。マニュアル等、複雑なレイアウトの文書には XSL-FO組版をおすすめします。
XSL-FO組版と CSS組版
MathML とはどういうものですか。
MathML(マスエムエル)とは、Mathematical Markup Language の略で XML形式で数式などの数学的記述を表現するためのマークアップ言語です。数式「x+2」であれば次のような記述で表現されます。
<math><mi>x</mi><mo>+</mo><mn>2</mn></math>
<mi>は変数など識別名、<mo>は +,- などの演算子、<mn>は数値を表します。
MathML を AH Formatter で組版するにはどうすればよいですか。
MathML を組版させるには FO、HTML、XHTML へ直接書き込む方法と、作成した MathML ファイルを外部参照(リンク)させ画像などと同列に扱う方法があります。なお、どちらの組版方法でも MathML かどうか判定される条件を満たしている必要があります。直接書き込む場合の判定条件は FO、HTML、XHTML によって異なります。MathML ファイルの判定条件は math 要素に MathML の名前空間(xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML")が指定されていることです。正しく判定、組版されることで MathML が PDF へ出力できます。
詳しくは「MathML を組版して PDF にするにはどうするか?」をご覧ください。
エリアツリーの仕様は公開されていますか。
エリアツリー(AreaTree)を組版した結果は保証しておりませんが、情報資料として GitHub に公開いたしました。
エリアツリー文書
自動組版の元となる XMLデータや XSLデータはどのように作成するのですか。
元となるデータの運用及び作成方法はお客様によりさまざまです。AH Formatter では導入事例をご紹介していますが、御社に合った方法がございますので、細かな点についてのご相談・お問い合わせは sis@antenna.co.jp にご連絡ください。
DITA などのコンテンツ制作における XSL-FOファイルの処理は AH Formatter で可能ですか。
可能です。詳しくは、「DITA を PDF にする」をご覧ください。
JATS の実績があれば教えてください。
AH Formatter の JATS の実績としては、中西印刷様の事例があります。ほかにも JATS の組版に AH Formatter が採用されている実績はありますが、非公開としています。
AH Formatter を使った日本語全文 XML(JATS)組版(中西印刷株式会社様)
なお、弊社は「学術情報XML推進協議会 XSPA」の会員であり、JATS の普及のために XSLT スタイルシートをオープンソースとして公開しています。
JATS を組版する XSLT スタイルシートの紹介
マニュアルの自動組版に関する採用事例を教えてください。
マニュアルの事例は次のページをご覧ください。
AH Formatter 導入事例紹介
日本における DITA の採用事例
さらに詳しくお知りになりたい方は sis@antenna.co.jp にお問い合わせください。

AH Formatter について(インストール・ライセンス・一般的なお問い合わせ)

インストール途中で「COMの登録をする。」、「PATHを追加する。」がありますが、これはどのような意味でしょうか。
COM の登録は、AH Formatter を COM インターフェースを使って起動する場合に必要になります。それ以外のインターフェースでお使いになる場合は必要ありません。
PATH の追加は、システムの環境変数 PATH に AH Formatter のインストール PATH を追加することです。お使いの AH Formatter の運用によって要不要が変わりますので運用形態によって必要であればチェックしてください。環境変数 PATH に追加するだけで他のアプリケーション等に影響するものではありませんので通常はチェックしたままでインストールされても問題ないかと思います。
AH Formatter のインストール後に「このプログラムは正しくインストールされなかった可能性があります」というダイアログが表示されましたがどうすればよいですか。
Windows 7 に AH Formatter をインストールするとその「プログラム互換性アシスタント」ダイアログ(下図)が表示されることがありますが、AH Formatter のインストールは正常に完了しています。ダイアログ上の「このプログラムは正しくインストールされました」をクリックするか、「キャンセル」ボタンクリックしてダイアログを閉じてください。
「プログラム互換性アシスタント」ダイアログ
AH Formatter の動作環境を教えてください。
オンラインマニュアルに詳細を記載しておりますのでご覧ください。
動作環境
AH Formatter を 64ビット環境で使用する場合、64ビット版の AH Formatter を使用することになると思いますが、AH Formatter を使用するアプリ自体は 32ビットアプリとしてコンパイルしたいのですが、問題ないでしょうか。
AH Formatter 32ビット版は 64ビット OS環境にインストール可能ですので、アプリケーションを 32ビットとしてコンパイルするのであれば、AH Formatter も 32ビット版をご利用いただく選択肢があります。AH Formatter 64ビット版をご使用されるのであれば、事前に評価版で動作をご確認ください。
なお、64ビット OS環境で AH Formatter 32ビット版を動作させる場合は、各インターフェイスの利用において次の注意事項があります。
  • .NET インターフェイス:/platform:x86 を指定してください。
  • COM インターフェイス:32ビット版の WSH(C:\Windows\SysWOW64\cscript.exe)を使用してください。
  • Java インターフェイス:32ビット版の JDK を使用してください。
  • C/C++ インターフェイス:Win32 プラットフォーム用にコンパイルしてください。
AH Formatter を仮想環境に導入する場合に、制限事項はありますか。
AH Formatter を仮想化環境(VMware や Hyper-V など)で実行する場合、仮想化環境で実環境上と同じ動作が保証されている場合は、機能制限はありません。
AH Formatter をクラウドサービスに導入する場合に、制限事項はありますか。
クラウドサービス上の OS が AH Formatter が動作保証するものであれば問題ありません。例えば、弊社でも内部で AH Formatter を使用しているクラウド型デジタル出版物制作 Webサービス CAS-UB を 2011年より実運用しております。
AH Formatter はスレッドセーフな実装がされていますか。
AH Formatter はマルチスレッドアプリケーションとして設計されています。
AH Formatter の Javaインターフェイスはなにでビルドされていますか。
AH Formatter の Javaインターフェイスは、Macintosh版では Java SE 6、それ以外では J2SE5.0 を使ってビルドされています。
保守契約期間終了後でも現在使用している AH Formatter はこれまでどおり動作しますか。
現在ご使用中の AH Formatter はこれまでどおり動作します。ただし、保守期間終了後以降にリリースされた改訂版(MR)を使用すると、評価版として動作します。もしそうなった場合は、保守期間終了前にリリースされた版を再インストールしてください。
AH Formatter のバージョンアップを検討しています。バージョン間の相違や対応方法を教えてください。
バージョン間の相違やその対処方法については、オンラインマニュアルに詳しく掲載しています。ご覧ください。
AH Formatter の ECCN を教えてください。
AH Formatter の ECCN(輸出規制品目分類番号)は「EAR99」です。

AH Formatter の機能について

PDF出力をしたところ次のエラーメッセージが表示されました。どう対処すればよいでしょうか。
16390 (4006): PDF output error (3335). PDF version setting is lower than that of imported PDF
埋め込まれる PDF のバージョンは、出力する PDF のバージョン以下でなければなりません。
PDF/X などとの許される組み合わせは、オンラインマニュアルの「PDF出力」-「PDFの埋め込み」にある表を参照してください。
PDF から複数行のテキストをコピペした時に不要な改行コードが含まれないようにできませんか。
データ中に改行コードが挿入されているわけではないため、この結果はお使いの PDFビューアに依存しますが、Adobe Acrobat や Adobe Reader の場合には、AH Formatter から "タグ付きPDF" として出力すると fo:block内のテキストは連続したテキストとしてコピー&ペーストできます。
参考:PDFから複数行のテキストをコピペしたときに、不要な改行を避けるには。(弊社ブログ記事)
PDF/X の出力はできますか。
出力可能です。PDF/X のほか、PDF/A やタグ付きPDFなども出力できます。詳しくはオンラインマニュアルをご覧ください。
Distiller で、PDF/A または PDF/X を出力すると、エラーになって出力されないことがあります。
オプション設定ファイルで PscriptPassThrough="false" を指定してください。
PscriptPassThrough(オンラインマニュアル)
PDF/X1-a 出力時に画像の色は変換されますか。
CMYK、グレイ画像はそのまま出力されますが、RGB画像はすべて CMYK画像に変換されて出力されます。これは、PDF/X-1a が RGB をサポートしていないためです。そのほか、透明画像などもサポートされていません。PDF/X の特徴について詳しくは、オンラインマニュアルの「PDF出力」-「PDF/X」をご覧ください。
PDF のフォームフィールドを作成できますか。
AH Formatter の独自拡張を使用することで、テキストフィールド、ボタンフィールド、選択フィールド、電子署名フィールドの作成が可能です。詳しくは、オンラインマニュアルの「XSL/CSS拡張」-「フォームフィールド」をご覧ください。
作成される PDF にセキュリティ設定(文書を開くときにパスワードなど)はできますか。
可能です。パスワードの設定や、印刷及び編集の制限などさまざまセキュリティ設定をご用意しています。オンラインマニュアルの「グラフィカルユーザインターフェイス」-「セキュリティ」をご参考にしてください。
AH Formatter から出力した PDF は、OS にインストールされているフォントによらず表示できますか。
表示可能です。PDF を作成する際に、フォントの埋め込みを設定してください。AH Formatter の初期設定では、欧文基本14フォントを除く埋め込み可能なすべてのフォントを埋め込むようになっています。なお、埋め込みが許可されていないフォントを PDF に埋め込むことはできません。詳しくは、オンラインマニュアルの「PDF出力」-「フォント埋め込み」をご覧ください。
「PDFオプション設定」で「常に埋め込むフォント」を指定した場合、埋め込まれるフォントは、文書内で使用する文字だけでしょうか。それともすべての文字でしょうか。
AH Formatter のバージョンによって異なります。V5.2 からフォント全体を埋め込むことができるようになりましたが、それ以前のバージョンでは使用されている文字のみになります。V5.2 以降の PDF のフォント埋め込みでは、オプション設定ファイルにてその PDF 中で使っているそのフォントの文字が、そのフォントの持っている全文字に対して、何パーセントかを指定することができます。指定したパーセンテージ以上のとき、そのフォントを(使っていない文字も含めて)すべて埋め込みます。そうでないときは、実際に使用している文字のみが埋め込まれます。
font-family="Times New Roman" を指定して PDF を生成しました。その PDF を Adobe Acrobat で開いてファイルプロパティの「フォント」タブで確認するとフォント名が "TimesNewRomanPSMT" と表示されています。なぜですか。
TrueType や OpenTypeフォントは、"name table" という文字列データを持っています。ここにはフォントファミリ名やフォントの著作権などの情報が定義されています。TimesNewRoman の場合、"Font Family name" は "Times New Roman" ですが、"Postscript name" として"TimesNewRomanPSMT" が定義されています。Adobe Acrobat で「ファイル」-「プロパティ」-「フォント」を選択して表示されるのは Postscriptフォント名です。したがって、同じフォントでもこのように違う名前が表示されることがあります。
「Google Fonts」は使用できますか。
使用可能です。AH Formatter が対応しているフォントについての詳細は、オンラインマニュアルの「フォント」-「サポートされるフォント」をご覧ください。
特定のフォントのベースラインを調整したい。
「特定のフォントのベースラインを調整する」ということであれば、FO中でベースライン関連の属性によって変更するよりも「フォント構築ファイル」で指定するのが良いかと思われます。
1)<font-folder> の子要素に <font-entry> 要素を追加します。
2)file属性でフォントファイル名を指定します。
3)baseline-adjust属性で任意の値を指定します。
例えば、baseline-adjust="0.1" と指定したときは、FO中で指定されたベースラインにこの値が加算された位置に調整されます。指定は、"10%" のように %値で行うこともできます。
例:
<font-folder path="フォントフォルダ">
 <font-entry file=”フォントファイル名" baseline-adjust="-0.05" />
</font-folder>
MathML の数式用フォントを変更するため、オプション設定ファイルで <variant-font font-family="'Cambria Math'"/> と指定しましたが反映されません。どのように指定すれば反映されますか。
"font-family" ではなく、"fontfamily" と指定してください。オプション設定ファイルにおける MathML のフォント指定に関する属性名には、この "fontfamily" のように間に "-"(ハイフン)が入りませんのでご注意ください。
「オプション設定ファイル」-「MathMLの設定」(オンラインマニュアル)
画像ファイル名に %20 が使われているとき、相対パスの場合と絶対パスの場合で挙動が異なります。これはこういうものなのですか。
画像を指定する path 内に "#" を含むフォルダがあると正常に組版できないことがありました。これは仕様ですか。
# はフラグメントの区切りとなります。file:///C:/dir/foo#bar.png で、実際にアクセスされるリソースは、file:///C:/dir/foo です。foo#bar.png というリソースにアクセスしたいときは、url('foo%23bar.png') としてください。
上記は、「技術的資料」-「URI」(オンラインマニュアル)より抜粋しました。
元の SVG の本来のサイズで出力されていません。width="497.724" height="335.787" となっている SVG ファイルを AH Formatter で組版して、AreaTree を確認すると該当する画像が width="373.293pt" height="251.84pt" で出力されていました。
SVG の「width="497.724" height="335.787"」には単位が付いていません。この場合、単位は px になります。AreaTree では pt(1/72inch)で表示されていますので、単位を合わせれば同じ数値になります(例:497.724/96*72=373.293pt)。
px(ピクセル)でサイズを指定した場合の大きさはどうなりますか。
ページサイズやマージンなどを px 単位で指定した場合、AH Formatter ではオプション設定で px 単位の換算率を指定することが出来ます。初期値は 96dpi となっていて通常はこの値を元に計算されます。
オプション設定ファイルの pxpi 属性
背景画像や埋め込み画像で大きさが指定されていない場合、axf:background-image-resolutionaxf:image-resolution の指定に従います。この拡張属性は、XSL と CSS では既定の動作が異なります。
バーコードの生成は可能ですか。
可能です。AH Formatter のオプションである「バーコードジェネレータオプション」をご利用いただくことでさまざまなバーコードの生成が実現できます。
バーコードジェネレータオプションで作成される QRコードなどの縦横サイズの指定はできますか。
可能です。XSL-FO の場合は、fo:external-graphic 要素内に content-height や content-width でサイズをご指定ください。 HTML の場合は、img 要素内に height や width をご指定ください。 CSS の場合は、img 要素に height や width をご指定ください。 ただし、縦横比の変更や、あまり小さな画像にすると読み取れなくなる可能性がありますのでご注意ください。
QRコードの導入実績を教えてください。
AH Formatter の「バーコードジェネレータオプション」の QRコードの導入事例としては「住宅情報誌、物件チラシ、契約書作成ツールとして活用(香陵住販株式会社様)」があります。
「バーコードジェネレータオプション」のサンプルは「サンプルFO集」をご覧ください。
Acrobat にある「注釈とものさしを有効にする」と同等のことは AH Formatter で可能ですか。
これは Acrobat 特有の機能であるため(PDF 仕様に用意された機能ではありません)、残念ながら Acrobat 以外の製品では実現できません。
JavaScript に対応していますか。
対応しておりません。
同時処理実行数の制限等はありますか。
特に制限はありませんが、メモリを大量に消費するような文書の場合は、マシンのメモリ容量が相応分必要です。
組版に対応している言語を教えてください。

XSL-FO 関連

改訂バーの表示位置を偶数ページと奇数ページで変更できますか。
独自拡張の axf:revision-bar-position / CSS -ah-revision-bar-positionプロパティで実現可能です。
改行させるために <fo:character character="&#x0A;"/> と指定しましたが、改行されません。なぜですか。
#x0A コードはあくまでも通常の文字コードとして処理されます。そして linefeed-treatment プロパティ(初期値 treat-as-space)によって U+0020(space) に変換されます。もし #x0A にて改行処理を行いたいときは、fo:block に linefeed-treatment="preserve" を指定してください。なお、linefeed-treatment は継承されるプロパティですので指定にはご注意ください。
タイ語、ラーオ語(ラオ語)、クメール語、ビルマ語(ミャンマー語)は、単語単位で行分割されるのですか。
単語単位で行分割されます。ICU(International Components for Unicode)ライブラリによって行分割位置が決定されます。
ハイフネーションを禁止したい単語はどうしたらよいですか。
標準のハイフネーション処理で望みどおりにならない単語は、例外辞書を用意し、登録することができます。詳しくはオンラインマニュアルをご覧ください。

CSS 関連

AH Formatter でWebページをPDF化してみましたが、レイアウトが乱れてしまいます。なぜでしょうか。
AH Formatterは、印刷を意識して作成されたWebページを紙などのページメディアに出力することを想定しており、Webブラウザで画面表示した結果とは異なることがあります。 Webページに画面表示用のレイアウトが埋め込まれている場合は、画面表示と印刷では想定している解像度が異なるため、画面では正常でも、印刷では乱れてしまうことが考えられます。
WebページをAH FormatterでPDFにすると横がA4の用紙をはみ出してしまいます。なぜでしょうか。
段落や表にwidthを指定していないかどうか確認してみてください。例えばwidth="1000px"と指定していると、AH Formatterのデフォルトでは96dpi(dot per inch)で幅を計算するため約10.4インチ(26.46cm)となりA4の横幅をはみ出すことになります。
2段組にしたとき、文字の分量が少ない場合は、両方の段に均等に文字が流れるのではなく左段の最後まで文字が流れるようにしたいのですが、このようなレイアウト指定はできませんか。
[CSS3-Multicol]モジュールの column-fill を使うことにより実現できます。
HTMLの(a)PRE要素の内容と、(b)P要素に対して、次のように指定したとき、空白と改行以外のプロパティは同じと仮定して、(a)と(b)のレイアウトは同等になりますか。
pre 要素は、デフォルトスタイルシートで次のように設定されています:
    pre { white-space: pre }
したがって、p 要素に white-space: pre を指定した場合も white-space の扱いに関しては pre と同様になります。
ただし、次のような場合に違いがあります。
<pre>
   Hello,
       world!
</pre>

<p>
   Hello,
       world!
</p>
このように開始タグの直後に改行がある場合、pre の場合にはその改行は無視されます。pre 以外のブロック要素に white-space: pre を指定した場合には開始タグの直後の改行も保持されます。
AH Formatterのほか、Firefoxなどのブラウザで表示しても p のほうにだけ "Hello" の前に余計な空行ができます。主な最新ブラウザの動作はほとんどそうなのですが、IE8だけは p のほうも空行ができないという違いがあります。
IE、FF の印刷プレビュー表示と AH Formatter の印刷プレビューが大幅に違います。例えば、背景や画面の写真はブラウザの印刷プレビューでは表示されないけれども、AH Formatter で組版すると写真も表示される、など。これはなぜでしょうか。
Internet Explorer、Firefox では、「ページ設定」で「背景の色とイメージを印刷する」が OFF になっていると印刷・印刷プレビューで背景色や背景画像が出ません。このためではないでしょうか。
マージンボックスで、例えば、top-leftのマージンボックスの内容に右寄せ指定すると、その内容がページの右側に寄ってしまいます。どうしたら良いですか。
@top-left があって、@top-center も @top-right もない場合、その幅は width の指定がない限りページエリアの幅いっぱいになります。したがって、右寄せはページの右に寄ります。 @top-center や @top-right も指定すれば、それらの幅と分け合います。 マージンボックスに width を指定すれば、その指定された幅になるので、そのようなことはありません。
@top-rightにlogoをおきたいと思ってcontent: url(../LogoMark.jpg); としたのですが、右上のマージンボックスには、「file」とだけ表示されます。ワーニングメッセージは特にありません。何か他に指定する必要があるのでしょうか。
すみません、マージンボックスのcontentプロパティでは画像を配置できない制限があります。代わりにbackground-imageを使うようお願いします。
例:
        @top-right {
          background-image: url(../LogoMark.jpg);
          background-repeat: no-repeat;
          background-position: right center;
          content: "";
        }
HTML を AH Formatter で組版したところ、文字と画像が重なってしまいました。なぜでしょうか。
CSSスタイルシートには次の指定がありました。
html {
font-size: 9pt;
line-height: 15pt;
-ah-line-stacking-strategy: font-height;
}
この -ah-line-stacking-strategy: font-height があると、行の高さが固定になるので、大きな画像があっても行の高さが大きくなりません。そのため行の高さからはみ出した大きな画像がテキストと重なってしまいます。
<img alt="..."
src="../20070117.PNG" width="507"
height="296" />
のようにインラインの画像を含むようなブロックでは -ah-line-stacking-strategy: font-height; は使えません。
表のヘッダーを繰り返すにはどうしたらよいでしょうか。
表ヘッダーに thead 要素を使えば、繰り返すことが可能です。例えば次のような表の場合、
<table>
 <tbody>
  <tr>
   <th class="TableWidth1">住所</th>

   <th class="TableWidth2">氏名</th>
  </tr>
  <tr>
   <td>
    <p>あいうえお</p>

   </td>
   :
次のようにします。
<table>
 <thead>
  <tr>
   <th class="TableWidth1">住所</th>

   <th class="TableWidth2">氏名</th>
  </tr>
 </thead>
  <tbody>
   <tr>

    <td>
     <p>あいうえお</p>
    </td>
    :
2段組の最終ページを振り分けにしない方法はありますか。
次のプロパティを使用してください。
-ah-column-fill: auto;
CSS3仕様:CSS3 Multi-column layout:column-fill
HTML のリンク情報を変換後の PDF内に保持して PDF から直接参照できますか。
AH Formatter で HTML を PDF化したとき、リンクは次のようになります。
  1. ひとつの HTML内の内部リンクは、<a href="#foo">~</a> のような内部リンクなら、PDF にしてもそのまま有効です。
  2. HTML1.html から HTML2.html へのリンク(外部リンク)があるものとし、HTML1.html を HTML1.PDF に変換、HTML2.html を HTML2.PDF に変換するとします。このとき <a href="HTML2.html">~</a> というリンクは、HTML1.PDF から HTML2.html へのリンクになります。PDF へのリンクに変えたいなら、あらかじめリンクを <a href="HTML2.PDF">~</a> のようにしておく必要があります。

その他

エラー "FO transformation is failed" とはなんですか。エラーメッセージ全体は次のとおりです。
 8195 (2003):FO transformation is failed.
 セキュリティ設定で、このスタイルシートのスクリプトコードの実行は許可されていません。
このエラーメッセージの「セキュリティ設定で…」以降の部分は、AH Formatter ではなく、XSLT プロセッサから出力されているメッセージです。Windows版をお使いの場合、オプション設定による指定がなければ MSXML が選択されます。このエラーメッセージは MSXML6 での XSLT 変換において出力されています。MSXML6 ではセキュリティ関係等の変更が行われており、その影響によるものかと思われます(MSXML6 に関しては MSXML Security Overview をご参照ください)。
さて、このようなエラーが発生した場合、MSXML プロパティを変更することによって解消される場合があります。AH Formatter ではオプション設定ファイルで MSXML のプロパティを指定することが可能です。スクリプトコードの実行を許可する場合には、
 <msxml name="AllowXsltScript" value="true"/>
とすれば解決するでしょう。詳しくは、オンラインマニュアルの「オプション設定ファイル」-「XSLTの設定」をご覧ください。
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