折れ線コネクタ

折れ線の端を図形などのオブジェクトにつなげることができる折れ線コネクタを貼り付けることができます。折れ線コネクタは、折れ線と似ていますが、両端を図形などのオブジェクトにつなげることができ、つなげた図形が移動すると、折れ線コネクタも一緒に移動します。

折れ線コネクタ

折れ線コネクタでつなぐことができるオブジェクトは、「テキストボックス」「四角形」「楕円」「画像」「差し込みフィールド」「差し込みフィールド(表)」およびグループ化したオブジェクト(ただし、グループ内のオブジェクトが接続可能である場合)になります。

折れ線コネクタで「テキストボックス」と「四角形」や「楕円」「画像」などを接続すると、わかりやすいコメントの記入が簡単に実現できます。折れ線コネクタの端点に矢印を作ると、指示や説明の表現方法がさらに豊かになります。

折れ線コネクタの作成

折れ線コネクタを貼り付けるには、下記の操作を行います。

折れ線コネクタの作成

折れ線コネクタのマウスポインタ

折れ線コネクタの接続点

Mspng 方向(角度)の固定

水平や垂直の線を引くことの多い折れ線コネクタは、直線や折れ線と異なり、直線の傾きを15度単位で描画します。自由な角度で線を描画したい場合は、[Shift]キーを押しながらマウスポインタを動かします。

折れ線コネクタの再編集

一度作成した折れ線コネクタの頂点(角)や端点を移動して形を変えるたり、図形などに接続させることができます。

折れ線コネクタの頂点の再編集は次のようにします。

折れ線コネクタの角と端点の上でクリックすると色が青色に代わります。この状態は角や端点が選択されていることを示します。その状態で矢印キーを押すと角や端点を画面の5 ピクセル単位で上下左右に動かすことができます。編集終了はマウスポインタで折れ線コネクタ以外の部分をクリックしてください。

折れ線コネクタの角になる部分を追加することができます。折れ線コネクタ上の角を追加したいところに十字のマウスポインタを置き、右クリックメニューから[頂点の追加]を選択します。

折れ線コネクタの角の部分を取って直線に戻すこともできます。編集したい折れ線コネクタをクリックして選択します。削除したい「□」をクリックして「□」を「■」(青色の四角)に変えます。「■」は角が選択されていることを示します。その状態で右クリックし、右クリックメニューから[頂点の削除]を選択すると、角が削除されます。終端の「□」を選択した場合は線端部分が削除されます。ただし、始点と終点しかない(角がない)場合は[頂点の削除]はできません。

折れ線コネクタのスタイルの変更

折れ線コネクタの線の色と太さや種類を変更できます。

線の色と線の太さは、「書式」リボンの「線」グループにあるコマンドで指定します。詳しくは「オブジェクトの書式」の「」をご覧ください。

矢印を付ける

折れ線コネクタの両端には矢印を付けることができます。貼り付けた折れ線コネクタをクリックして選択状態にしてから、「書式」リボンの「線」グループで、「始点」と「終点」の矢印を指定してください。「始点」と「終点」については「オブジェクトの書式」の「」をご覧ください。