1999年06月01日
アンテナハウス株式会社

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News Release

国際版テキスト抽出ライブラリー発売のお知らせ



アンテナハウス株式会社(本社 東京都千代田区、社長 小林 徳滋、資本金 3,000万円)は、1999年8月より国際版テキスト抽出ライブラリーを発売します。

本製品は、アドビのPDF(アクロバット)、MicrosoftOffice、一太郎、OASYS等の各種アプリケーションで作成したファイルから文字列部分を高速に取り出す機能を提供する プログラム部品(ライブラリー)です。他のソフトウエア・メーカやシステム構築会社向けに相手先ブランド(OEM)製品として販売します。

インターネットとイントラネットの普及により、文書を企業内で共有して管理したり、企業を超えて文書を交換するニーズが急速に高まっています。 この結果、文書に索引をつけたり、文書をデータベースに蓄積したり、電子メールで交換したり、機械翻訳等の文書処理ソフトウエアの市場が大きくなっています。 ところが、ワープロ等のアプリケーションで作成した文書には、表示可能な文字だけでなく表示書式等を指定する特殊な制御情報が付加されているため、文書処理 ソフトウエアで直接操作することが困難です。アンテナハウスのテキスト抽出ライブラリーは、特殊な制御情報が付加された、 アプリケーション固有の文書ファイルから標準化した文字列情報だけを取り出すソフトウエア部品です。このライブラリーを使うことで文書処理ソフトウエアでワープロ 文書等を扱うことが、短期間で、安価に、しかも簡単にできます。

アンテナハウスでは、テキスト抽出ライブラリーを1995年より販売しています。 これまで顧客は日本国内のソフトウエア・メーカとシステム構築会社が中心でした。 今回の国際化対応版は、世界各国の文字集合規格、世界共通(univeral)の文字集合規格 を自由に取り扱いできる仕組みを実現しました。新しいテキスト抽出ライブラリーは、 日本国内のOEM先だけでなく世界のOEM先に提供を開始します。

当社では、これまで、日本市場のみを対象にソフトウエア製品を開発・販売してきました。今年度から、太平洋・極東地域を中心に世界の市場にソフトウエア製品の販売先を広げることを計画しています。国際化対応版テキスト抽出ライブラリー製品を、その最初の製品として位置付けています。

『主な特徴』

  1. 文字列の符号化方式として、JIS規格などの日本国内の文字集合規格に加えて、国際符号化文字集合である Unicodeに完全対応しました。さらに、中国(大陸)、台湾、韓国の文字集合規格など世界各国の文字集合 規格を自由に扱うことができます。

  2. WindowsNT、Solaris、Linux版の3種類を標準で用意します。さらに、プログラムはマルチ・プラットフォ ーム版として開発していますので、OEM先の要望に応じてどのようなプラットフォームにも簡単に移し替 えることができます。

  3. ネットワークに接続したサーバ・コンピュータ上で動かすことができるスレッド・セーフ・ライブラリー として開発しました。

  4. 文字処理ソフトウエアやシステムに組み込んで使うための仕組みを見なおし、より簡単に使うことができ るように改良しました。

『製品の概要』

テキスト抽出可能なアプリケーション・ファイル形式

メーカー名Versionその他
アドビPDF 1.2
マイクロソフトMicrosoft RTF
Microsoft Word 2000
Microsoft Word 98
Microsoft Word 97
Microsoft Word 95
Microsoft Excel 2000
Microsoft Excel 98 for Macintosh
Microsoft Excel 97
Microsoft Excel for Windows 95 Ver.7
Powerpoint 2000
Powerpoint 97
Powerpoint 95
ロータスLotus 1-2-3 98
OASYS 1-2-3 V6
Lotus 1-2-3 97
Lotus 1-2-3 R5J
ジャストシステム一太郎 9
一太郎 Lite
一太郎 8
一太郎 7
一太郎 Ver.6
一太郎 Ver.6.3
一太郎 Dash2
富士通OASYS V6
OASYS V5
OASYS for WindowsVer.4
OASYS for WindowsVer.3
OASYS オンライン形式

『価 格』

OEMあたり平均100万円

『販売目標数量』

年間100 OEM

『お問合せ先』


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