圧縮ファイルの解凍は慎重に!

最近、圧縮ファイルを解凍すると、特定の場所や、指定した解凍先とは異なる場所にファイルを解凍可能であることを悪用するセキュリティ・ホールについて、いくつか報告されています。

自在眼で、そのような悪意のある設定をされた圧縮ファイルを開いても、開いただけでは問題 はありません。また、自在眼の中で圧縮ファイルに含まれるファイル内容を閲覧しても問題はありません。

但し、「すべてを解凍」フォルダを選択して「解凍」を実行するとき階層付きを指定される場合はご注意ください。
自在眼で表示する圧縮ファイル内のファイル一覧で、「
フォルダ」項目内容に ..\ が含まれているものは、解凍先に指定した場所とは別の場所に解凍される可能性があります。

「フォルダ」項目内容に
..\ が含まれているファイルは下記の操作で解凍すれば問題ありません。

  • 階層付き」のチェックを外して解凍
  • 自在眼でファイル内容を表示してから「別名保存」で書き出し

また、「フォルダ」項目内容に C: といったドライブ名が含まれる場合は、すべてを解凍階層付きを指定して実行しても、そのファイルは解凍されませんので、やはり上記何れかの方法で解凍してください。