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★★★ 『自在眼(Jizaigan)』とは ★★★


 製品の目的 

アンテナハウスの『自在眼(Jizaigan)』は、日本語/英文ワープロ文書、ワークシート、画像ファイル、音声や動画といったマルチメディアファイルなどを Windows95および WindowsNT4.0 上で画面で見たり再生したり印刷するユーティリティ・ソフトウェアです。

『自在眼』がインストールされていれば、ファイルの内容を見るのに作成元となったアプリケーションは不要です。そのため、電子メールやネットワーク、パソコン通信等でオリジナルなファイルを自由にやり取りすることができます。パソコン1台に1本あると便利な必需品ツールといえるでしょう。


 『自在眼』の機能 

  1. スタートメニューやアイコンのダブルクリックで単独に起動された場合は、ファイルメニューの【開く】から様々なファイルを選択して表示することができます。対応しているファイルフォーマットは日本語ワープロ、英文ワープロ*1、画像、ワークシート(表計算)、音声や動画などのマルチメディア、圧縮ファイルなど多種多様です。
    *1:英文ワープロに関する機能はサポート対象外となります。不具合への対応は基本的に対応はいたしません。ご了承いただけますよう、お願いいたします。

  2. 画像ファイルは回転して表示したり、10 %から 400 %までズームすることができます。

  3. LHA や ZIP 等で圧縮されていてもアーカイブされたファイルの内容まで表示することができます。

  4. 通常、パソコンでは読み書きすることのできない日本語ワープロ専用機(OASYS,RUPO等)の文書ディスクや Macintosh 1.44MB 2HD フロッピのデータファイルは弊社が開発した DOS バイナリファイル形式(DOC'ing 形式*2)や弊社リッチ・テキスト・コンバータで作成可能な仮想ディスク(圧縮ディスク)*3にあらかじめ変換しておくことで文書内容を表示させることができます。
    *2:DOC'ing形式ファイルとは、弊社で販売しているワープロ文書管理支援ソフト『DOC'ing R1 for Windows』および今夏発売予定の弊社新製品『リッチ・テキスト・コンバータ 97』『同パーソナル版』で採用している DOS バイナリ化ファイルフォーマットのこと。
    *3:仮想ディスク(圧縮ディスク)とは、『リッチ・テキスト・コンバータ統合版リリース5for Windows』までの弊社製品では圧縮/復元メニューから作成された圧縮ファイルのこと。今夏発売の新コンバータではディスク管理ツールより作成できる仮想ディスクのことをいう。フロッピを丸ごと圧縮して DOS ファイル化したもの。

  5. ファイルを表示するだけでなく印刷したり、他のファイルフォーマットで保存することができます(マルチメディアファイルは除く)。

  6. ファイル内容を表示した状態で、文字列を検索したり、文章や画像をクリップボードにコピーすることもできます。

  7. エクスプローラから表示させたいファイルを選択反転させ、右ボタンをクリックして『自在眼』を選ぶことで、その場でファイルの内容を見たり、マルチメディアファイルを再生することができます。

  8. グループウェアや文書管理ソフト等に『自在眼』を組み込むことで、他のアプリケーションから『自在眼』の機能を利用することができます。例えば Lotus NOTES に組み込むことで様々な添付ファイルを見ることができるようになります。

  9. Netscape Navigator のプラグインを利用して、『自在眼』自身が表示できるファイルフォーマットを拡張することができます。また、ブラウザが対応していないファイルであっても『自在眼』が Netscape Navigator のプラグインとなることでブラウザの表示機能を拡張することができます。


 『自在眼』の利点 

コミュニケーションの手段として、また手軽に情報を発信できるツールとして盛んに利用されるようになったインターネットや、インターネットの技術を用いて社内システムを構築しようとするイントラネットはファイルフォーマットを“HTML”という共通形式に統一することで標準化・マルチプラットフォーム化を実現いたしました。しかし、HTML はページレイアウトや文字修飾、罫線など表現力が不足しています。そのため、電子出版・オンライン出版用には PDF や ENVOY というような新しいファイルフォーマットが作り出されてきました。また、インターネットを推進するための最大の問題点は従来の文書資産を HTML という共通フォーマットに作り換えなければならないという手間でした。

このたび、弊社が発売する『自在眼』はこういった情報発信に伴うファイル変換の手間をかけずに、オリジナルデータをそのままの形式でやり取りしようという考えに基づくものです。オリジナルなデータを交換することで、そのデータファイルを作成したアプリケーションがインストールされているパソコンでは加筆修正もできますし、データの再利用も可能となります。一方、作成アプリケーションがインストールされていないパソコンでも『自在眼』さえあれば内容を見ることができますし、必要ならば『自在眼』で他のファイルフォーマットに変換することでデータの再利用も可能となります。

 また、『自在眼』は WWW ブラウザのプラグインとして動作することにより、ブラウザがサポートしていないフォーマットのファイルであってもブラウザ上で見ることができるようになるなど、インターネット/イントラネットを利用する上でも有用な情報活用ツールとなることでしょう。


 『自在眼』の今後の予定 

① 対応ファイルフォーマットの増加
新たに発表されるアプリケーションのデータファイルやPhoto-CD/Digital Cameraをはじめとする様々な画像フォーマットに対応してゆきます。

② 他アプリケーションへの組み込み機能の充実
グループウェアや文書管理ツール、メールソフトなどで『自在眼』の機能を使えるように、対応アプリケーションを順次増やします。

③ 表示再生の機能アップ・チューニング
表示速度や精度などの向上を図ります。

④ 『自在眼』の他社製品へのOEM販売
弊社『自在眼』を同梱していただけるような企業を募集します。


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