PDF、組版と文書変換のアンテナハウス株式会社

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DITAをPDFにするには

DITAのドキュメント制作では、ドキュメントをトピックというコンポーネント単位で編集します。編集完了したドキュメントを出版物にする工程を“パブリッシング”と言います。パブリッシングは、HTML、PDFなどの媒体別に自動処理で行ないます。

この方法は、予めプログラムした手続きで一気にPDFを作る、“バッチ処理”です。DITAで制作したドキュメントのパブリッシングは、DTPとは根本的に異なります。

PDF(紙)へのパブリッシングは、

 1.多数のトピックを、マップの指定どおりに、ひとつの出版物に組み立てた上でXSL-FOに変換
 2.XSL V1.1準拠の自動組版ソフト(XSL-FOプロセサ)を用いてXSL-FOをPDFにする

という、大きく分けて2つの過程を経て行われます。この時、何が行われているのかを見てみましょう。

概要

用意するツール

DITA Open Toolkit(DITA-OT)
入手先:http://dita-ot.github.io/(オープンソース)
PDF化プラグイン(PDF5-ML)
入手先:https://github.com/AntennaHouse/pdf5-ml(オープンソース)
AH Formatter(またはXSL Formatter)
入手先:http://www.antenna.co.jp/AHF/ (AH Formatterはアンテナハウスが開発・販売する商用XSL-FOプロセサです。30日間評価版は無償配布。正式版は有償となります。詳しくはWebページをご参照ください)

用語説明

DITA-OTの概要
項目 説明
DITA-OT 作成された大量のDITAトピック(コンテンツ)を、トピック配置を決めるマップに従って組み合わせたり、間接参照を解決するなどの事前処理を行います。
DITA-OTには後ほど紹介するPDFプラグイン、XSL-FOプロセサが搭載されています。
PDFプラグイン DITA-OTが事前処理をして生成された中間ファイルを、PDFとして出力できるようにするためにXSL-FOに変換します。 DITA-OTには、PDFパブリッシング用にPDF2というプラグインが組み込まれていますが、プログラムの作りが良くないので利用を推奨しません。
代わりにアンテナハウスではより優れたPDFプラグイン、PDF5-MLをオープンソースでご提供しております。弊社はPDF5-MLのご利用をお勧めします。
XSL-FOプロセサ PDFプラグインが生成したXSL-FOをPDFにレンダリングします。DITA-OTには予め、FOPというオープンソースのXSL-FOプロセサが組み込まれており、PDF2はデフォルトでFOP用のXSL-FOを生成します。
PDF2は、AH Formatter、XEPという二つの商用XSL-FOプロセサ向けのXSL-FOも生成できます(商用XSL-FOプロセサは別途購入の必要があります)。しかし、FOPではXSL1.1仕様に基づいた索引の作成などができず、日本語組版の機能も不十分です。
PDF5-MLはAH Formatter専用のAH拡張機能を付加し、索引の作成はもちろん優れた日本語組版にも対応したXSL-FOを生成します。

環境設定と実行

DITA-OTのインストール

DITA-OTをダウンロードして解凍すると“doc”フォルダーに‘userguide.pdf’(「DITA-OTユーザーガイド」)があります。以下、DITA-OT付属の「DITA-OTユーザーガイド」によりポイントを紹介します。

Windows版はZIP形式、Linux/Mac版はtar.gz形式で用意されています。

DITA-OTが必要とするプログラム・ライブラリー
プログラム 説明
JDKまたはJRE Ver. 7以降 Oracleからダウンロードして実行環境を整えておく必要があります(必須)。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/overview/index.html
Ant Ver. 1.7.1以降 Javaプログラムのビルドツールです。同梱されています。
XSLTプロセッサ XSL変換を行なうツールです。Saxon Ver.9.1が同梱されています。
ICU for Java Unicodeベースの国際化ライブラリーです。ロケール依存の文字列:日付・時刻・数字・通貨・メッセージの整形、テキスト境界、文字集合の変換を行ないます。 Ver.54.1が同梱されています。
MS Help Workshop HTMLヘルプを生成するとき必要です。必要ならば自分でMSのサイトから入手します。
XSL-FOプロセッサ PDF2でPDFを生成するときに使います。DITA-OTにはFOP Ver. 1.1が同梱されています。

DITA-OTの実行

DITA-OTを実行する方法は、OS環境によって異なります。Windowsの場合は次のとおりです。

  1. DITA-OTを解凍したフォルダの、‘startcmd.bat’をクリックします。
  2. ‘startcmd.bat’が必要な環境変数をセットしてWindowsのDOS窓を開きます。
  3. Antのコマンドで実行する場合は、DOS窓から次のようなAntのコマンドを入力します。
    ant -Dargs.input=input-file -Dtranstype=transformation-type -Dparametername=value
    • input-file:DITAマップまたはDITAファイルを指定します。
    • transformation-type:PDFを指定します。
    • parameter-name:パラメータを指定します。例えばXSL-FOプロセサを指定するときは、-Dpdf.formatter=fop(デフォルト)、-Dpdf.formatter=ah(AH Formatter)を指定します。
    コマンドパラメータの詳細は「DITA-OTユーザーガイド」を参照してください。

DITA-OTをインストールした状態では、DITAからXSL-FOへの変換はPDF2プラグインが動作します。XSL-FOプロセサを切り替えてAH Formatterを指定したときは、PDF2で作成したXSL-FOをAH Formatterで組版することになります。

PDF5-MLとは?

PDF5-MLは、DITAからXSL-FOへの変換処理をPDF2に代わって行ないます。次のような特長があります。

  • アンテナハウスの「多言語索引ライブラリ I18n Index Library」と一緒に使うことで多言語索引を作成することができます。
  • PDF2と比べるとDITAの要素を生かしたXSL-FO変換を行なっており、カスタマイズがより容易にできます。
  • 『実践!PDF5-ML プラグイン』(PDF)-NEW!-
    → 2015年12月22日に開催した「DITA-OTプラグイン "PDF5-ML" 解説セミナー」での発表資料です。PDF5-ML について開発者自身が語り尽くしています。是非ご覧ください。

PDF5-MLのインストール

PDF5-MLをDITA-OTのプラグインに追加する方法の概略は次のとおりです。詳しくは、PDF5-MLをダウンロードして解凍すると「pdf5-ml_manual.pdf」がありますので、詳細はそちらを参考にしてください。

  1. DITA-OTの‘startcmd.bat’にAH Formatterのプログラムとオプション設定ファイル(ahf_setting.xml)のパスをセットするコマンドを追加します。
  2. ‘com.antennahouse.pdf5’フォルダーをDITA-OTの‘plugins’フォルダーにコピーします。
  3. ‘startcmd’を実行してDOS窓を開きます。
  4. DOS窓で、Antの次のコマンドを実行し、PDF5-MLプラグインをDITA-OTに統合します。
    ant -f integrator.xml
  5. あとはDITA-OTの通常の実行と同じです。PDF5-MLを動かすときは、-Dtranstype=pdf5mlを指定するのを忘れないでください。

PDFレイアウトのカスタマイズ

よく聞かれる質問

実際のDITAによる制作プロジェクトにあたっては、PDF作成について次のような質問が多く寄せられます。

  • これまでDTPで制作していたのと同じようなページ・レイアウトができるだろうか?
  • 自動組版でレイアウトがどの程度までできるだろうか?
  • レイアウトのカスタマイズにはどの位の期間と工数がかかるだろうか?

一般的な考え方

質問に一般的な回答はありません。DTPレイアウトとDITAのPDFパブリッシングは、実現方法がまったく異なるためです。

PDFのレイアウトをご要望にあわせるには、PDF5-MLのXSL変換をカスタマイズすることになります。

PDFのレイアウトをどこまで高度にできるかは、XSL変換スタイルシート開発者の技量とXSL-FOプロセサの機能に依存します。 PDF5-MLをAH Formatterを組み合わせてご利用いただくことで、世界最高水準の自動組版レイアウトを実現できます。

さらに複雑なレイアウトを実現する場合には、OASIS DITAのDTDまたはスキーマを拡張する(特殊化する)ことが必要な場合があります。特殊化した場合は、オーサリングも変更になります。

アンテナハウスでは、PDF5-MLのXSL変換のカスタマイズ、OASIS DITAの特殊化を承っています。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。


お問い合わせ

下記はお問い合わせの一例です。他にもお困りの事などございましたらお気軽にお問い合わせください

  • DITAに関心があるのだけれど、詳しい話を聞かせてほしい
  • DITA関連製品をより詳しく紹介してほしい
  • お客様からDITA導入の相談を受けたのだけれど、力になってもらえないか
  • 自社でDITAを導入したいけれど、相談に乗ってもらえないか
  • DITAを成果物に出力する時のレイアウト(スタイルシート)がうまく作れない

お問い合わせ先

メール sis@antenna.co.jp

関連情報

  • AH Formatter用DITA-OT(Open Toolkit)プラグインの解説
    ☞ DITA オープンツールキットと PDF5-ML プラグイン
  • DITA-OT(OpenToolkit)用多言語索引モジュール ― DITAとDocBookで作成したドキュメント用の多言語索引制作モジュール
    ☞ I18n Index Library
  • White, Leigh W. <DITA> for Print―A DITA Open Toolkit Workbook. XML Press. 2013. ISBN:978-1-937434-05-2 (Print) PDF2をカスタマイズする方法を解説するトレーニング書籍
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