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Q.  Arialフォントを指定してU+2003(Em Space)を表示させようとしたところ□(box)が表示されてしまいました。またU+200Bは□(box)表示されません。なぜこのようになるのですか。 [No.2002032505]
A. 

スペース類がどう出力されるかはフォントに依存しています。Arial フォントに、U+2003 (Em Space) は含まれていません。多くのフォントには、EM SPACE(U+2003)などの固定幅空白に対するグリフが含まれていません。そのため、表示時に□などの代替文字が表示されてしまいます。このようなスペース文字には、ほかに次のものがあります。

  • U+2000 (EN QUAD)
  • U+2001 (EM QUAD)
  • U+2002 (EN SPACE)
  • U+2003 (EM SPACE)
  • U+2004 (THREE-PER-EM SPACE)
  • U+2005 (FOUR-PER-EM SPACE)
  • U+2006 (SIX-PER-EM SPACE)
  • U+2007 (FIGURE SPACE)
  • U+2008 (PUNCTUATION SPACE)
  • U+2009 (THIN SPACE)
  • U+200A (HAIR SPACE)
  • U+205F (MEDIUM MATHEMATICAL SPACE)

Windows の標準的なフォントでこれらが含まれるのは、Tahoma、Lucida Sans Unicode、Arial Unicode MS などに限られています。 例えば、font-family="Tahoma" とすればこれらのスペースが正しく出力されます。
U+200B のZero-width space については、XSL Formatter が出力時にテキストから削除します。

XSL Formatter V3.2では、これらの固定幅スペースに対して代替グリフを表示させずに空白をあけるかどうかをオプション設定ファイルで指定することが可能です。詳しくはオンラインマニュアルの [オプション設定ファイル]を参照してください。


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