使い方の第一歩

Web Interface V6.0 は、次の三つのプログラムからなります。

サーバプログラムは、Antenna House Formatter がインストールされているサーバにインストールする必要があります。クライアントプログラムとフォルダ監視サービスは、サーバプログラムがインストールされているサーバと通信したい各クライアントにインストールする必要があります。

すぐに動作させてみたいという方は、次のようにしてください。1台のマシンで動作確認できます。

  1. Web Interface V6.0 のサーバプログラムとクライアントプログラムの両方を、Antenna House Formatter のインストールされているマシンにインストールします。
  2. 管理者でコンソールを起動し、サーバプログラムがインストールされたディレクトリに移動して、サーバを java -jar xds-server.jar で起動します。
  3. コンソールをもうひとつ起動し、クライアントプログラムのインストールされたディレクトリに移動します。この例では、仮に C:\sample-01 にサンプルファイル(hello.fo)があり、そのフォルダに書き込み権があるものとします。次のように指定してクライアントプログラムを実行します。java -jar xds-client.jar -d C:\sample-01\hello.fo -o C:\sample-01\output.pdf
  4. サーバとクライアントの両方のコンソールに経過が流れて、変換結果がクライアント側の指定した出力ディレクトリ内に格納されます。

このように、Web Interface V6.0 の運用を開始するには、まずサーバプログラムを起動する必要があります。詳細は、サーバプログラムを参照してください。

各クライアントがコマンドプログラムを利用してサーバと通信するためには、次のような手順となります。

  1. 変換させたいリソースを用意します。例えば、XML、XSLと参照している画像などです。
  2. 必要ならば、使いたいメディアをリストアップしたデータXMLファイルを作るとよいでしょう。
  3. クライアントを起動し、サーバの場所、データXMLファイル、そして Antenna House Formatter のコマンドラインパラメータを指定します。

詳細は、クライアントプログラム を参照してください。

フォルダ監視サービスを利用時に、クライアントプログラムは必要としません。フォルダ監視サービスはWindowsあるいはLinuxのサービスとして起動、指定されたフォルダを監視し、放り込まれたファイルをサーバへ送って変換結果を得ます。詳細は、フォルダ監視サービス を参照してください。



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