オプション設定ファイル

オプション設定ファイルは、AH Formatter V6.5 の動作上の設定が記述されたXML形式のファイルで、コマンドラインインターフェイスの -i オプションなどによって読み込まれます。 Windows版のグラフィカルユーザインターフェイスでは、 アプリケーションデータディレクトリに AHFSettings.xml (Windows x64版ではAHFSettings(x64).xml)というファイルが存在していれば、それをオプション設定ファイルとして自動的に読み込みます。アプリケーションデータディレクトリは、環境変数APPDATAで示され、 [APPDATA]\AntennaHouse\AHFormatter\6.5\ です。

AH Formatter V6.5 動作中にオプション設定ファイルの内容をエディタ等で修正した場合、そのままではその修正は AH Formatter V6.5 に反映されません。いったん AH Formatter V6.5 を終了させるか、GUIでの [組版]-[オプション設定読み込み] を行ってください。(再読込みでは変更できないものもあります。)

要素 位置 説明
<formatter-config> ルート要素 AH Formatter V6.5 のオプション設定ファイルのルート要素です。
<formatter-settings> <formatter-config> の子要素 組版に関する設定 の要素です。
<font-settings> <formatter-config> の子要素 フォントに関する設定 の要素です。
<script-font> <font-settings> の子要素 言語ごとのゼネリックフォントマッピングの要素です。
<font-alias> <font-settings> の子要素 フォントの別名定義の要素です。
<pdf-settings> <formatter-config> の子要素 PDF出力に関する設定 の要素です。
<embed-font> <pdf-settings> の子要素 PDFに埋め込むフォントに関する設定の要素です。
<ps-settings> <formatter-config> の子要素 PostScript出力に関する設定 の要素です。
<svg-settings> <formatter-config> の子要素 SVG出力に関する設定 の要素です。
<inx-settings> <formatter-config> の子要素 INX出力に関する設定 の要素です。
<mif-settings> <formatter-config> の子要素 MIF出力に関する設定 の要素です。
<text-settings> <formatter-config> の子要素 テキスト出力に関する設定 の要素です。
<mathml-settings> <formatter-config> の子要素 MathMLに関する設定 の要素です。
<cgm-settings> <formatter-config> の子要素 CGMに関する設定 の要素です。
<xslt-settings> <formatter-config> の子要素 XSLTに関する設定 の要素です。
<param> <xslt-settings> の子要素 xslt:param に関する設定の要素です。
<stylesheet> <xslt-settings> の子要素 デフォルトスタイルシートに関する設定 の要素です。
<rxe-settings> <formatter-config> の子要素 XSL Report Designer に関する設定 の要素です。

なお表中で長さを指定するパラメータ( * 印)については、次のいずれかの単位を指定してください。 ** 印 の付いたパラメータは、これらに加えて em や % などの相対指定ができます。

表記 意味
cm センチメートル
mm ミリメートル。 1mm = 0.1cm
in インチ。 1in = 2.54cm
pt ポイント。 1pt = 1in/72
pc パイカ。 1pc = 12pt
jpt 1jpt = 0.3514mm
q 1q = 0.25mm

組版の設定

組版に関する設定をします。

要素 位置 属性 既定値 説明
<formatter-settings> <formatter-config> の子要素 abbreviation-character-count 3 行分割で、略語とみなす文字数を指定します。 拡張プロパティ axf:abbreviation-character-count を参照してください。
append-non-end-of-line-characters 追加行末禁則文字を指定します。 空白を指定しても無視されます。 拡張プロパティ axf:append-non-end-of-line-characters を参照してください。
append-non-starter-characters 追加行頭禁則文字を指定します。 空白を指定しても無視されます。 拡張プロパティ axf:append-non-starter-characters を参照してください。
auto-break-footnote true axf:footnote-max-height="auto" のとき、自動的な脚注の分割をするかどうかを指定します。
auto-formatter-type html 組版種別が自動のとき、XHTMLとHTMLがあいまいな場合にどちらを優先するか指定します。次の値を指定できます。
  • html
  • xhtml
組版種別の判定を参照してください。
axf-formatter-config true FO中の <axf:formatter-config> の使用を許可するかどうかを trueまたはfalseで指定します。false を指定すると、<axf:formatter-config> は無視されます。 <axf:formatter-config> 内での axf-formatter-config の指定は無視されます。
baseline-mode 6 AH Formatter V6 では、和欧混植のように異なるスクリプトの混じったテキストでのベースラインの決め方が XSL Formatter V4 と若干変更になっています。次の値を指定できます。
  1. XSL Formatter V4 と同じ動作にします。
  2. AH Formatter V5 で改良された動作にします。
  3. AH Formatter V6 で改良された動作にします。
詳しくは、AH Formatter V6.0 との組版上の相違を参照してください。 また、baseline-mode="4" のときは、text-altitudetext-depth プロパティの指定は無効です。
bold-ratio 1.0 フォントファミリにboldを持たないフォントに対してbold指定をしたときにどの程度太らせて表示するかを指定します。1.0のとき、システムで決められた量だけ太らされます。例えば1.5を指定すると、それの1.5倍太く描かれます。0.0以下を指定したときは1.0とみなされます。 この設定は、PDF出力PostScript®出力で有効です。
border-medium-width * 3pt デフォルトの medium スタイルのボーダーの幅を実数型数値で指定します。
border-thick-width * 5pt デフォルトの thick スタイルのボーダーの幅を実数型数値で指定します。
border-thin-width * 1pt デフォルトの thin スタイルのボーダーの幅を実数型数値で指定します。
css-media-type print AH Formatter V6.5 では、CSSの @media 指定のうち print を評価します。これを変更したいときに、望みのメディア種別を空白区切りでいくつでも指定できます。例えば、css-media-type="print screen" のようにします。空の指定のときは、すべての @media を評価しません。
descendant-or-self-files false true を指定すると、実際に読み込みを行なう外部参照するファイルを、FOやHTMLと同じ位置またはその下位ディレクトリにあるものだけに制限します。 http: や https: では制限されません。
default-CJK スクリプトがCJKに対してあいまいなときに採用する言語(jpnやkorなど)を指定します。既定値は、動作環境から決定されますが、CJK以外の動作環境のときは日本語が仮定されます。GUIでは 標準のCJK言語 で変更することができます。
default-color #000000 デフォルトの文字色を #RRGGBB の形式で指定します。
default-font-size * 10pt デフォルトのフォントサイズを実数型数値で指定します。
default-from-page-master-region false XSL1.1では、writing-mode や reference-orientation の評価の方法に XSL1.0 と互換性がありません。trueを指定すると、fo:page-sequence に writing-mode="from-page-master-region()" reference-orientation="from-page-master-region() 指定されているのと同じ動作になります。 詳しくは、from-page-master-region()を参照してください。
default-html-charset UTF-8 HTMLのデフォルトのエンコーディングを指定します。 ここでの指定は、エンコーディングが不明なHTMLに対して適用されます。 HTML中に指定がある場合やBOMで判定できる場合はそれが採用されます。 <text-settings encoding>を参照してください。 大文字小文字の区別はありません。
default-lang デフォルトの言語コードを指定します。言語コードは ISO 639-2 の規定に従います。 default-lang は、言語指定のないFOなどを組版するときの言語となります。この言語情報は、PDFへの言語情報として出力されます。default-lang の既定値は空です。このときFOなどにも言語指定がないならば、PDFへ言語情報は出力されません。 空のときは、default-lang2 に指定された言語が組版時に採用されます。
default-lang2 eng default-lang が空のとき、実際に組版時に採用される言語を指定します。default-lang2 が空のときは、システムのロケールに依存します。
default-page-height * 297mm デフォルトのページ高さを実数型数値で指定します。
default-page-margin-bottom * 10% デフォルトのページマージンを実数型数値で指定します。パーセント値の指定は、ページ幅またはページ高さに対する割合とみなされます。
default-page-margin-left * 10%
default-page-margin-right * 10%
default-page-margin-top * 10%
default-page-width * 210mm デフォルトのページ幅を実数型数値で指定します。
except-non-end-of-line-characters 除外行末禁則文字を指定します。 空白を指定しても無視されます。 拡張プロパティ axf:except-non-end-of-line-characters を参照してください。
except-non-starter-characters 除外行頭禁則文字を指定します。 空白を指定しても無視されます。 拡張プロパティ axf:except-non-starter-characters を参照してください。
external-entity true 組版対象のXML(FO、XHTML、SVG、MathML など)の <!ENTITY> で、外部参照を許可するかどうかを指定します。 AH Formatter V6.5 から呼ばれる外部XSLTプロセッサには作用しないので注意してください。 XSLTの設定を参照してください。 V6.5
fixed-width-space-treatment true 多くのフォントには、EM SPACE(U+2003)などの固定幅空白に対するグリフが含まれていません。そのときは代替グリフが表示されてしまい、正しいアキが取られません。 fixed-width-space-treatment は固定幅空白の扱いを指定します。
  • false : 何もしません。
  • true : フォントにグリフがないときにアキを挿入します。フォントにグリフがあるときはそれが使われます。
  • always : フォントに依存せず常にアキを挿入します。フォントにグリフがあっても使われません。
対象となる文字とその文字幅は以下のとおりです。(em単位)
U+2000EN QUAD1/2
U+2001EM QUAD1
U+2002EN SPACE1/2
U+2003EM SPACE1
U+2004THREE-PER-EM SPACE1/3
U+2005FOUR-PER-EM SPACE1/4
U+2006SIX-PER-EM SPACE1/6
U+2007FIGURE SPACE数字 '0' と同じ文字幅
U+2008PUNCTUATION SPACEピリオド '.' と同じ文字幅
U+2009THIN SPACEthin-space-width の設定による
U+200AHAIR SPACEhair-space-width の設定による
U+205FMEDIUM MATHEMATICAL SPACE4/18
hair-space-width 0.1 fixed-width-space-treatment="true" のときの HAIR SPACE(U+200A)の文字幅を em単位で指定します。
hyphenation-TeX HyphenationOption="true" のとき、TeX辞書によるハイフネーションをしたい言語をカンマ区切りで hyphenation-TeX="ces,deu" のように列挙します。
HyphenationOption true ハイフネーション処理を、40言語以上に対応した独自処理で行うか、TeX辞書を用いた方法で行うかを指定します。 false を指定すると、TeXの辞書によるハイフネーションを行います。このときは、用意されているハイフネーション辞書に対応した言語だけのハイフネーションを行うことができます。
intrusion-displace-mode 6 intrusion-displace プロパティの動作が AH Formatter V6 で修正されています。V5と同じ動作にしたいときに指定してください。
  1. AH Formatter V5 と同じ動作にします。
  2. AH Formatter V6 で修正された動作にします。
詳しくは、AH Formatter V5 との組版上の相違を参照してください。
issue-scale-to-fit false scale-to-fit/scale-down-to-fit/scale-up-to-fit によって、画像が変倍されたときに変倍率を報告するかどうかを true か false で指定します。true のとき、レベル1の報告をします。
justify-leader false リーダは justify された行で機能しますが、リーダ自身は justify されません。leader-alignment="none" のとき、leader-pattern="dots" または leader-pattern="use-content" で内容がテキストだけのときにリーダ自身を justify するかどうかを指定します。true を指定すると、リーダの文字間にアキができる、他のリーダと不揃いになる、などの影響がありますが、リーダの端のアキはなくなります。
keep-footnote-anchor true 脚注のアンカーを含むブロックがページに収まらないとき、アンカーの後の分割可能な位置までを前のページに収めるようにします。 技術的資料AH Formatter V6.2 との組版上の相違を参照してください。
latin-ligature true 欧文リガチャをするかどうかを true か false で指定します。true のときは欧文リガチャをします。false のときはしません。 この設定は、拡張プロパティ axf:ligature-mode="auto" の値に影響します。
non-starter-ideographic-space true 全角空白を行頭禁則するかどうかを指定します。技術的資料全角空白の扱いも参照してください。
normal-line-height 1.2 デフォルトの行の高さを実数型数値で指定します。単位は指定しません。値はフォントサイズに対する比を意味します。既定値は 1.2 です。したがって、フォントサイズ 10pt の場合、行の高さは 12pt になります。
normalize nfc axf:normalize="auto" のときに採用する正規化の方法を指定します。以下の値が指定できます。大文字小文字の区別はありません。
  • none : 正規化を行いません。
  • nfc : NFCを行います。
  • nfd : NFDを行います。
  • nfkc : NFKCを行います。
  • nfkd : NFKDを行います。
詳しくは、AH Formatter V6.0 との組版上の相違を参照してください。
oblique-skew 0 font-style="oblique" または "backslant" のときの傾きの量を度で指定します。0以下を指定したときは、システム既定値とみなされます。 font-style="italic" のときにそのフォントにitalicがないときは、常にシステム既定値で傾けられます。 以下の出力で有効です。
omit-uppercase-word-accents ell text-transform="uppercase" のとき、ある種のアクセント記号を取り除く言語をカンマ区切りで指定します。指定できるのは ISO 639 で指定されている言語コードです。 今のところ、ギリシャ語のみに対応しています。
omit-uppercase-word-accents="ell"
ギリシャ語では、tonos を取り除く処理を行います。対象となる文字は次の文字です。ただし、U+0389 が単独の単語のときを除きます。また、二重母音に対するアクセントの調整も行います。
  • U+0386
  • U+0388
  • U+0389
  • U+038A
  • U+038C
  • U+038E
  • U+038F
  • U+03D3
overflow-limit-block ** 0pt axf:overflow-limit-block の初期値を指定します。
overflow-limit-inline ** 0pt axf:overflow-limit-inline の初期値を指定します。
printer-marks-line-length * 10mm トンボの長さを指定します。
printer-marks-line-width * 0.24pt トンボの幅を指定します。
printer-marks-zero-margin * 3mm bleedが0のときの、版面とトンボの間のマージンを指定します。
PrinterOrientation auto PSプリンタで、用紙を横置きにしているとき、プリンタによっては情報取得ができないために、罫線やEPSの出力が回転してしまうことがあります。 次のいずれかの値(数値は反時計回りの角度)を指定することによって、それを矯正することができます。
  • auto
  • 0
  • 90
  • 270
この設定は、Windows版のみで有効です。
PscriptPassThrough true PSプリンタへの出力で、Pass Through 出力を無効にすることができます。 true を指定すると Pass Through 出力を行います。 false を指定すると Pass Through 出力を行わず、GDI命令だけで出力します。 この設定は、Windows版のみで有効です。
pair-kerning true ペアカーニングをするかどうかを true か false で指定します。true のときはペアカーニングをします。false のときはしません。 この設定は、拡張プロパティ axf:kerning-mode="auto" の値に影響します。
punctuation-spacing 50% 日本語で、隣接する全角約物の詰めの間隔を%付きの値で指定します。値はフォントサイズに対する比を意味します。 この設定は、拡張プロパティ axf:punctuation-spacing="auto" の値に影響します。
punctuation-trim true 日本語の全角の約物(句読点、括弧類)が連続した場合や行頭にあった場合、文字組みを詰めるのか、他の文字と同じ幅とするのかを true か false で指定します。true のときは文字組みを詰めます。false のときは他の文字と同じ幅とします。 この設定は、拡張プロパティ axf:punctuation-trim="auto"axf:text-justify-trim="auto" の値に影響します。
pxpi 96 XSLやCSSでは長さの単位としてpx(ピクセル)を指定することができます。pxpiは、組版時にピクセル指定の値を換算する係数を「インチあたりのピクセル数」として指定します。実数型数値で指定します。
ruby-align axf:ruby-align="auto" のときの配置を指定します。何も指定されていないときや "auto" のときは、"distribute-space center" とみなされます。
SeparatePrinterDuplexJob true axf:printer-duplex で、両面/片面印刷の切り替えがあってもプリンタへの印刷でジョブを中断せずに一括で出力かどうかを指定します。true のときは分割して出力し、false のときは一括で出力します。
small-caps-emulation-size 70% font-variant="small-caps" で、フォントが small-caps を持っていないときの縮小比率を指定します。
splitting-blocks-space false CSSで、高さが auto のブロックを分割したとき、前のページ(段)でのブロックの高さをページ(段)末までの高さに調整するか、調整せずにアキのままにするかを指定します。true のときアキのままにしますが、それはCSS仕様には反しています。 技術的資料ブロックの分割を参照してください。 V6.5
tab-overlap-treatment ignore-tab タブ揃えで文字が重なるときの扱いを ignore-tab または next-tab で指定します。 axf:tab-overlap-treatment を参照してください。
table-auto-layout-limit 100 table-layout="auto" のとき、columnの幅決定のために、テーブルを先読みする必要があります。あまり巨大なテーブルでは、全rowを読んだのでは非常に時間がかかるため、先読みするrow数を制限することができます。ここで指定したrow数まで先読みしてcolumn幅が決定されます。0を指定すると、全rowを読んでからcolumn幅を決定します。 詳しくは、表の自動レイアウトを参照してください。
table-is-reference-area false XSL1.1 では、fo:table を参照領域とするかどうかについて、XSL1.0 と互換性がありません。trueを指定すると、fo:table を参照領域とし、XSL1.0 と同じ動作になります。 詳しくは、fo:table の非互換性を参照してください。
text-autospace true 和文と欧文が混在していた場合、両者の間にスペースを入れて体裁を整えるか否かを、true か false で指定します。true のときはスペースを入れて体裁を整えます。false のときは行いません。 この設定は、拡張プロパティ axf:text-autospace="auto" の値に影響します。
text-autospace-width 25% 和文欧文間のアキの量を%付きの値で指定します。値はフォントサイズに対する比を意味します。 この設定は、拡張プロパティ axf:text-autospace-width="auto" の値に影響します。
text-decoration-mode 1 下線、取消し線、上線の末端を、文字間にどうはみ出させるのかを指定します。
0.文字間にはみ出しません。
1.文字間の半分まではみ出します。
2.先頭ははみ出さず、末尾は文字間全部にはみ出します。
text-justify-mode 5 AH Formatter V5 以降では、行の追い込み処理の方法が XSL Formatter V4 から改良されています。そのため、1行に入る文字数に違いが生じることがあります。 V4と同じ動作にしたいときに指定してください。 これは、axf:text-justify-trim="auto" のときの初期値を調整します。次の値を指定できます。
  1. XSL Formatter V4 と同じ動作にします。すなわち、ideograph と inter-word が指定されているとみなされます。
  2. AH Formatter V5 で改良された動作にします。
詳しくは、XSL Formatter V4 との組版上の相違を参照してください。
text-kashida-space 100% アラビア語の均等割り付けでの Kashida の割合を 0%~100% の値で指定します。値は、空白とKashidaの割合を表します。0% なら Kashida拡張はなく、通常の均等割り付けと同じように空白のみが拡張されます。100%なら可能な限り Kashidaが挿入されます。 この設定は、拡張プロパティ axf:text-kashida-space="auto" の値に影響します。
text-orientation-mode 6 縦書きで、英数字などを正立させるとき、axf:text-orientation の値によって UTR#50: Unicode Vertical Text Layout を考慮するかどうかを、次の値で指定します。
5.UTR#50を考慮しません。
6.SVOとMVOを考慮します。
以下に注意してください。
textshadow-resolution-minimum-dpi 108 text-shadow にてぼかし処理を行う際の画像の解像度の最小値をdpi単位で設定します。なお1以上の整数値のみ有効です。小数点以下は四捨五入され、1未満の値の場合はデフォルト値を採用します。
textshadow-resolution-pixel-per-em 100 text-shadow にてぼかし処理を行う際の画像の解像度を設定します。解像度をフォントサイズ1辺あたりの画素数で設定します。逆算された dpi がtextshadow-resolution-minimum-dpiより小さくなる場合、後者の設定を優先します。1以上の整数値のみ有効です。小数点以下は四捨五入され、1未満の値の場合はデフォルト値を採用します。
textshadow-blur-cannot-embed-font false text-shadow にて埋込不可なフォントに対してぼかし処理を行うかどうかを true か false で選択します。true のときはぼかし処理を行います。
text-underline-mode 6 下線、上線の位置について、AH Formatter V6 でいくらか改良のための修正がされています。V5と同じ動作にしたいときに指定してください。
  1. AH Formatter V5 と同じ動作にします。
  2. AH Formatter V6 で改良された動作にします。
詳しくは、AH Formatter V5 との組版上の相違を参照してください。
thin-space-width 0.2 fixed-width-space-treatment="true" のときの THIN SPACE(U+2009)の文字幅を em単位で指定します。
two-pass-formatting false 解決しない<fo:page-number-citation>を大量に持つ巨大な文書の組版では、ページ情報の破棄が不可能なためメモリを大量に消費します。そのため、組版できるページ数に限界が生じてしまいます。 このパラメータは、組版を2パスにすることでその問題を解決します。組版に要する時間は増えますが、消費するメモリは解決すべきページ番号情報だけとなり、ごくわずかとなります。 CSS組版では無効です。 GUIでは無効です。 大規模文書の組版
use-default-page-margin-CSS true CSSの@pageでマージン指定のなかったときに、default-page-margin-* を採用するかどうかを指定します。
use-default-page-margin-XSL false XSLの fo:simple-page-master でマージン指定のなかったときに、default-page-margin-* を採用するかどうかを指定します。
vertical-block-width-mode 6 横書きの中の縦書きのブロックの幅(あるいは縦書きの中の横書きのブロックの高さ)の auto 値の扱いが AH Formatter V6 で修正されました。V5と同じ動作にしたいときに指定してください。
  1. AH Formatter V5 と同じ動作にします。縦書きブロックの幅は外側のエリアの幅からとられます。
  2. AH Formatter V6 で改良された動作にします。縦書きブロックの幅は内容に合わせて小さくなります。
詳しくは、AH Formatter V5 との組版上の相違を参照してください。
vertical-underline-side auto XSL仕様では縦書きのときの下線については言及されていません。 vertical-underline-side は、縦書きのときの下線を左側配置にするのか右側配置にするのかを指定するオプションです。 left、right を指定すると、それぞれ左側、右側に配置します。 auto を指定すると、languageプロパティでの言語が日本語(jpn)または韓国語(kor)のときは右側に、その他の言語では左側に配置されます。languageプロパティの指定がないときは、default-CJK の設定によります。 この設定は、拡張プロパティ axf:vertical-underline-side="auto" の値に影響します。
viewport-length-units-mode 6 単位 vw、vh の解釈をCSS3に合わせるかどうかを指定します。
  1. vw、vh の基準をページのサイズとします。
  2. vw、vh の基準をページ余白を除いた領域のサイズとします。
詳しくは、AH Formatter V6.0 との組版上の相違を参照してください。
watermark-font-family sans-serif watermark-text で指定した文字列に対するフォントファミリを指定します。
watermark-font-style normal watermark-text で指定した文字列に対するフォントスタイルを指定します。normal または italic が指定できます。
watermark-font-weight normal watermark-text で指定した文字列に対するフォントの太さを指定します。normal、bold または 100~900 の数値が指定できます。
watermark-text 各ページに、指定したすかし文字列を表示します。改行&#10;で区切ることによって複数行にすることができます。 評価版のときは無効です。指定する文字列に合わせて、適切な watermark-font-family の指定が必要かも知れません。PDF出力などで確認してください。 また、タイ語やアラビア語などの複雑なスクリプトは指定できません。単一のフォントで出力できない文字列も指定できません。
watermark2-font-family watermark2-text で指定した文字列に対するフォントファミリを指定します。指定しなかったときの既定値は watermark-font-family と同じです。
watermark2-font-style normal watermark2-text で指定した文字列に対するフォントスタイルを指定します。normal または italic が指定できます。
watermark2-font-weight normal watermark2-text で指定した文字列に対するフォントの太さを指定します。normal、bold または 100~900 の数値が指定できます。
watermark2-text 各ページ下部に、指定した文字列を表示します。評価版のときは無効です。指定する文字列に合わせて、適切な watermark2-font-family の指定が必要かも知れません。PDF出力などで確認してください。また、タイ語やアラビア語などの複雑なスクリプトは指定できません。単一のフォントで出力できない文字列も指定できません。複数行に渡る文字列も指定できません。
WindowsFontAPI AH Formatter V6.5 は、アラビア語、ヘブライ語、ヒンディ語、タイ語などの処理を独自に行うため、プラットフォームに依存しない表示が可能となっています。 しかし、対応していないスクリプトや、一部のフォントでうまく表示できないものがあります。 それを回避するために、このオプションで、WindowsAPI によって表示を行わせるスクリプトを指定することができます。 指定は、ISO 15924 によるスクリプトの表記をカンマ区切りで列挙します。次は、デヴァナガリの例です。
WindowsFontAPI="Deva"
ただし、このときはPDF出力で同様の結果を得ることはできません。PDFを作成するためには、Adobe Distiller などを利用してください。この設定を有効にするためには、use-windows-api="true" も指定する必要があります。 既定値は空です。この設定は、Windows版のみで有効です。
注意: フォントによっては正しく表示されないものもあります。
zwsp-mode 5 ZERO WIDTH SPACE(U+200B)の動作が AH Formatter V6 で修正されています。しかし、デフォルトはV5互換に動作します。V6の動作にしたいときに指定してください。
  1. AH Formatter V5 と同じ動作にします。
  2. AH Formatter V6 で修正された動作にします。
詳しくは、AH Formatter V5 との組版上の相違を参照してください。
<list-style-type> <formatter-settings> の子要素 box U+25AB list-style-type="box" で使用する文字を指定します。
check U+2713 list-style-type="check" で使用する文字を指定します。
circle U+25E6 list-style-type="circle" で使用する文字を指定します。
diamond U+2666 list-style-type="diamond" で使用する文字を指定します。
disc U+2022 list-style-type="disc" で使用する文字を指定します。
hyphen U+2043 list-style-type="hyphen" で使用する文字を指定します。
square U+25AA list-style-type="square" で使用する文字を指定します。
<script-chars> <formatter-settings> の子要素 script codeに指定されたすべての文字をscriptで指定されたスクリプトとして評価します。 例えば、
<script-chars script="Jpan" code="&#x5C;"/>
とすることで、&#x5C; の文字を ¥ として表示させることができます(ただし、これは font-family に Jpan に対応したフォントが指定されているときに限ります)。 codeを指定しなかったときは、scriptに指定されたすべての文字を取消します。scriptを指定しなかったときは、codeに指定されたすべての文字を取消します。
code
<space-end-punctuation> <formatter-settings> の子要素 language 言語コードを指定します。
code 対象となる文字を指定します。指定された言語のときに指定されたコードの後に指定された空白を空けます。codeを指定しなかったときは、scriptに指定されたすべての文字を取消します。
space アキの量を実数型数値で指定します。値はフォントサイズに対する比を意味します。
<space-start-punctuation> <formatter-settings> の子要素 language 言語コードを指定します。
code 対象となる文字を指定します。指定された言語のときに指定されたコードの前に指定された空白を空けます。codeを指定しなかったときは、scriptに指定されたすべての文字を取消します。
space アキの量を実数型数値で指定します。値はフォントサイズに対する比を意味します。
<space-between-digit-and-punctuation> <formatter-settings> の子要素 language 言語コードを指定します。
code 対象となる文字を指定します。指定された言語のときに数字と指定されたコードの間に指定された空白を空けます。codeを指定しなかったときは、scriptに指定されたすべての文字を取消します。
space アキの量を実数型数値で指定します。値はフォントサイズに対する比を意味します。
<space-between-punctuation-and-digit> <formatter-settings> の子要素 language 言語コードを指定します。
code 対象となる文字を指定します。指定された言語のときに指定されたコードと数字の間に指定された空白を空けます。codeを指定しなかったときは、scriptに指定されたすべての文字を取消します。
space アキの量を実数型数値で指定します。値はフォントサイズに対する比を意味します。
<usercss> <formatter-settings> の子要素 追加するCSSユーザスタイルシートを<css>で指定します。 CSSの適用順序を参照してください。
<css> <usercss> の子要素 path CSSユーザスタイルシートのパスを指定します。
<script-language-in-CJK> <formatter-settings> の子要素 script scriptで指定されたスクリプトが、言語がCJKの文中に現れたとき、そのスクリプトの文字列をlanguageで指定された言語とみなします。 例えば、
<script-language-in-CJK script="Latn" language="eng"/>
とすることで、日本語や中国語の文中に現れたLatn文字列を英語とみなすことができます。hyphenate="true" が指定してあれば、その部分を英語としてハイフネーション処理できます。languageにCJKの言語は指定できません。languageを指定しなかったときは、scriptに指定された言語指定を取消します。
language
<multimedia> <formatter-settings> の子要素 audio グラフィクスとしてのビデオやオーディオなどのマルチメディアの指定では、content-typeの指定が必須です。AH Formatter では、audio/* または video/* 以外の形式のcontent-typeがマルチメディアを示しているかどうかを自動的に判定できないことがあります。そのようなcontent-typeは、次のように audio または video または flash を明示してください。
<multimedia
flash="application/x-shockwave-flash"/>
デフォルトでは、audio/* をオーディオと、video/* をビデオと、application/x-shockwave-flash をFlashとみなします。
video
flash
<GS1-128> <formatter-settings> の子要素 AI GS1-128のアプリケーション識別子(AI)の書式を登録します。AIの書式はいくつかは登録済みですが、未登録であったり、既登録の書式を変更したいときに指定します。 AIは、2~4桁の数字です。0から始まるAIは、2桁でなければなりません。3桁または4桁のAIは、最後の桁を * とすることができます。例えば、AI="380*" は、3800~3809を表します。 formatで次のように書式を指定します。
  • n3 : 3桁の数字
  • x3 : 3桁の任意文字
  • n-10 : 1桁以上10桁以下の数字
  • x3-10 : 3桁以上10桁以下の任意文字
例えば、次のように指定します。
<GS1-128 AI="380*" format="n-15"/>
format
<UTR50> <formatter-settings> の子要素 code codeに、変更するコードポイントを指定します。コードポイントは、次のように指定できます。U+10000 以上の文字は指定できません。
  • 1文字 : &#x201C; など
  • 4桁16進数 : 201C
  • 4桁16進数の組 : 202A-202E
SVO または MVO には、U または R または V を指定できます。U は正立、R は 90°時計回りに回転させることを意味します。 V は、U と同じですが、縦書きグリフがもともと90°反時計回りにデザインされているときに、90°時計回りに表示します。 text-orientation-mode を参照してください。
SVO
MVO

フォントの設定

フォントに関する設定をします。

要素 位置 属性 既定値 説明
<font-settings> <formatter-config> の子要素 auto-fallback-font true あるテキストに対して、FOやCSSで指定されたフォントファミリ中に、グリフを持つものが見つからなかったときに自動的にフォールバックフォントを探すかどうかを指定します。 フォールバックの方法については、フォントの選択を参照してください。
barcode-text-font OCRB,monospace バーコードジェネレータオプションで生成する線形バーコードに元コードのテキストを付加するときに利用するフォントを指定します。
default-font-family serif デフォルトのフォントファミリを指定します。通常はゼネリックフォントファミリ serif、sans-serif、cursive、fantasy、monospace のいずれかを指定します。 フォントの選択を参照してください。
fallback-glyph 1 指定されたフォントファミリ中に、指定された文字に対するグリフが見つからなかったとき、auto-fallback-font が指定されているとフォールバックフォントを探します。そのとき、フォールバックフォントにグリフが見つかったときにそれを報告するかどうか指定します。 次のいずれかを指定します。
0.エラーを報告しません。
1.エラーレベル1のエラーを報告します。
2.エラーレベル2のエラーを報告します。
font-selection-mode 6 フォントの選択方法を指定します。次の値を指定できます。
  1. font-selection-strategy の指定は無視され、常に auto とみなされます。
  2. グリフを持つ最初のフォントが採用されます。
詳しくは、フォントの選択を参照してください。
font-stretch-mode 6 フォント選択で、font-stretchの情報を使うかどうかを指定します。次の値を指定できます。
  1. font-stretchの情報を使いません。AH Formatter V5 と同じ動作です。
  2. font-stretchの情報を使います。
詳しくは、AH Formatter V6.0 との組版上の相違を参照してください。
missing-font 1 指定されたフォントファミリからフォントが、見つからなかったときに警告するかどうか指定します。 次のいずれかを指定します。
0.エラーを報告しません。
1.エラーレベル1のエラーを報告します。
2.エラーレベル2のエラーを報告します。
missing-glyph 1 指定されたフォントファミリまたはフォールバックフォント中に、指定された文字に対するグリフが見つからなかったときに警告するかどうか指定します。 次のいずれかを指定します。
0.エラーを報告しません。
1.エラーレベル1のエラーを報告します。
2.エラーレベル2のエラーを報告します。
missing-glyph-all false 通常missing-glyphの報告は、同じ文字に対して1度しか行われませんが、missing-glyph-all="true" と指定することで、すべてに対して報告することができます。 この指定を不用意に行うと、極めて大量のエラーが出力されることがあります。注意してください。 この設定は、fallback-glyph についても同様に適用されます。
use-windows-api false Windows版で、フォント情報の取得に独自APIを使わずに、WindowsAPIを使いたいときに true を指定します。 WindowsAPIと独自APIでは、両者が完全に一致しているわけではないため、組版結果に若干の差異が生じることがあります。 Windows版でのみ有効で、false のとき、<formatter-settings WindowsFontAPI> の設定は無効です。
<script-font> <font-settings> の子要素 script スクリプトコードを指定します。 指定できるスクリプトは、ISO 15924 に従いますが、AH Formatter V6.5 はすべてのスクリプトをサポートしているわけではありません。 ここで指定できるのは以下のスクリプトです。
  • Latn : ラテン文字
  • Grek : ギリシャ文字
  • Cyrl : キリル文字
  • Arab : アラビア文字
  • Hebr : ヘブライ文字
  • Deva : デヴァナガリ文字
  • Beng : ベンガリ文字
  • Guru : グルムキ文字
  • Gujr : グジャラート文字
  • Orya : オリヤ文字
  • Taml : タミル文字
  • Telu : テルグ文字
  • Knda : カンナダ文字
  • Mlym : マラヤラム文字
  • Sinh : シンハラ文字
  • Thai : タイ文字
  • Khmr : クメール文字
  • Laoo : ラーオ文字
  • Mymr : ミャンマー文字
  • Hang : ハングル
  • Hans : 中国簡体字
  • Hant : 中国繁體字
  • Jpan : 日本語文字(漢字+ひらがな+カタカナ)
  • Hrkt : ひらがな+カタカナ
標準ゼネリックフォントに対しては、スクリプト指定を省略するか、script="" と指定します。
serif script で指定されたスクリプトの serif に対するゼネリックフォントを指定します。
sans-serif script で指定されたスクリプトの sans-serif に対するゼネリックフォントを指定します。
monospace script で指定されたスクリプトの monospace に対するゼネリックフォントを指定します。
cursive script で指定されたスクリプトの cursive に対するゼネリックフォントを指定します。
fantasy script で指定されたスクリプトの fantasy に対するゼネリックフォントを指定します。
fallback script で指定されたスクリプトのフォールバックフォントを指定します。 フォントはカンマ区切りで複数列挙できます。
<font-alias> <font-settings> の子要素 src src と dst に、任意のフォント名を指定することで、FO(またはHTMLなど)中に現れたフォント名 src を dst に置き換えて組版します。これは、異なる環境で作られた文書にある未知のフォントを、文書を修正することなく代替することを可能にします。ただし、
<font-alias src="A" dst="B">
<font-alias src="B" dst="C">
のような場合、 "A" が "C" に置き換わるようなことはありません。 また、<font-alias> の指定は、この設定ファイル中のフォント名には作用しません。
dst

PDF出力の設定

PDF出力に関する設定をします。

要素 位置 属性 既定値 説明
<pdf-settings> <formatter-config> の子要素 allow-javascript true false を指定すると、openactionaxf:action-type で JavaScript を指定しても無視されます。
color-compression auto PDFに直接格納できないカラー画像形式のとき、その画像はPDFと互換性のあるビットマップ形式に変換されてから格納されます。そのとき、PDFファイル内に格納するデータの圧縮方法を次のいずれかで指定します。
  • auto
  • zlib
  • jpeg
  • jpeg2000
  • keeplzw
  • auto2k
  • keeplzw2k
auto が指定された場合、color-jpeg-quality の指定に従ってイメージデータを作成し、JPEG、ZLIB圧縮のサイズの小さい方を選択します。 keeplzw が指定された場合、元の画像がLZW圧縮されている場合はLZW圧縮で、そうでない場合は auto と同じです。 auto2k、keeplzw2k は、auto、keeplzw と同じですが、JPEGの代わりにJPEG2000を利用します。PDF1.4以下のときは auto、keeplzw と同じです。
PDFに直接格納できる画像形式については、イメージ出力 を参照してください。 この設定は、カラー画像に対するものです。 グレイスケール画像に対しては grayscale-compression、 白黒画像に対しては monochrome-compression を指定してください。 また、JPEG2000は、PDF1.5以降のときのみ有効です。GUIでは 圧縮 で変更することができます。
color-compression-default auto GUIの PDFオプション設定ダイアログ圧縮ページ で、[デフォルト設定に戻す] ボタン、[高圧縮設定] ボタンを押したときのカラー画像の圧縮形式の採用値を指定します。
color-compression-minimum auto2k
color-downsampling none PDFに格納するラスタのカラー画像のダウンサンプリングの方法を次のいずれかで指定します。
  • none
  • average(バイリニア法)
  • bicubic(バイキュービック法)
  • subsampling(ニアレストネイバー法)
none 以外を指定したときは、color-downsampling-above-dpi で 指定された解像度を超える画像を color-downsampling-target-dpi で指定された解像度にダウンサンプリングします。 この設定は、カラー画像に対するものです。グレイスケール画像に対しては grayscale-downsampling、白黒画像に対しては monochrome-downsampling を指定してください。GUIでは ダウンサンプリング で変更することができます。
color-downsampling-above-dpi 450
color-downsampling-target-dpi 300
color-downsampling-default none GUIの PDFオプション設定ダイアログ圧縮ページ で、[デフォルト設定に戻す] ボタン、[高圧縮設定] ボタンを押したときのカラー画像のダウンサンプリングの採用値を指定します。
color-downsampling-above-dpi-default 450
color-downsampling-target-dpi-default 300
color-downsampling-minimum bicubic
color-downsampling-above-dpi-minimum 225
color-downsampling-target-dpi-minimum 150
color-jpeg-quality 80 PDFに直接格納できないカラー画像形式のとき、color-compression に jpeg が指定されたときの画質を 1~100 の範囲の数値で指定します。 数字が大きいほど画質は良くなりますが、ファイルサイズは大きくなります。 jpeg2000 のときは、この値を圧縮率に換算して使用します。
注意: JPEG形式の画像の画質を変更するためのものではありません。
この設定は、カラー画像に対するものです。 グレイスケール画像に対しては grayscale-jpeg-quality を指定してください。GUIでは JPEG画質 で変更することができます。
color-jpeg-quality-default 80 GUIの PDFオプション設定ダイアログ圧縮ページ で、[デフォルト設定に戻す] ボタン、[高圧縮設定] ボタンを押したときのカラー画像のJPEG画質の採用値を指定します。
color-jpeg-quality-minimum 40
default-output-intent #OutputConditionIdentifier​=​CGATS TR 001 PDF/Xの出力で、FO中に出力インテントが指定されていないときに採用する既定値を設定します。 指定できるのは fo:color-profile の src プロパティに指定できるものと同じ値です。 PDF/Xを参照してください。
embed-all-fonts true 組版結果内で使用されているフォントのうち、フォントの埋め込みが制限されていないフォントをすべてPDFに埋め込むか否かを次のいずれかで指定します。
  • false : <embed-font> に指定されているフォントのみを埋め込みます。
  • true : 欧文基本14フォントを除く埋め込み可能なすべてのフォントを埋め込みます。
  • base14 : 欧文基本14フォントを含む埋め込み可能なすべてのフォントを埋め込みます。
GUIでは 埋め込み可能なすべてのフォントを埋め込む で変更することができます。
embed-font-encoding TrueTypeフォントを埋め込むときのエンコーディングを指定します。未指定時は、Identity-H/Vとなります。
  • WinAnsiEncoding
    エンコーディングに、WinAnsiEncodingを指定します。WinAnsiEncodingにエンコーディングできないものは、Identity-H/Vになります。
embed-std-output-intent false 標準出力インテントに指定されているICCプロファイルを、PDF/X 出力に埋め込むかどうかを指定します。埋め込む場合は、ICCプロファイルの実ファイルを指定する必要があります。false のときは埋め込みません。PDF/A および PDF/X-4 出力ではICCプロファイルの埋め込みは必須のため、この指定は無効となります。なお、PDF/X, PDF/A 以外のバージョンのPDF にはPDF の仕様により出力インテントを指定することはできません。
embed-subset-font-percentage 100 PDFにフォントを埋め込むとき、そのPDF中で使っているそのフォントの文字が、そのフォントの持っている全文字に対して、何パーセントかを求めます。それがここで指定したパーセンテージ以上のとき、そのフォントを(使っていない文字も含めて)すべて埋め込みます。そうでないときは、実際に使用している文字のみが埋め込まれます。GUIでは フォントをサブセットにする割合 で変更することができます。
encrypt-metadata true PDFを暗号化するとき、メタデータも暗号化するかどうかを指定します。(PDF1.5以降で有効)
encryption-level 128rc4 作成するPDFの暗号化時のキー長を次のいずれかで指定します。
  • 40rc4
  • 128rc4(PDF1.4以降で有効)
  • 128aes(PDF1.5以降で有効)
  • 256aes(PDF1.7以降で有効)
EPS-processor none EPSをPDFへ出力するとき、外部プロセッサを使ってPDFへ変換してから出力するかどうかを次のいずれかで指定します。
  • none
  • distiller
  • ghostscript
これらの意味は以下のとおりです。
  • none : 何も使用しません。従来どおりです。
  • distiller : Adobe Distillerがインストールされている環境で、それを利用します。 利用するのは acrodist.exe です。Windows版のみで有効です。 このときのEPSには少し制限があります。
    • PS-Adobe-2.0 以上であること
    • %%BeginProlog、%%EndProlog が含まれていること
    joboptions
  • ghostscript : Ghostscriptがインストールされている環境で、それを利用します。 利用するのは、Windows版では gswin32c.exe(x64版では gswin64c.exe)、それ以外では gs です。 プログラムを fork() などで起動して利用するので、GPLライセンス的には問題ありません。
    ghostscript
それぞれのプロセッサがインストールされていない環境では無効です。 また、利用されるプログラムへはPATHなどが通っている必要があります。 値の大文字小文字は区別されません。
error-on-embed-fault false フォントの埋め込みでエラーが発生した場合に、エラーとして処理を打ち切るか、該当する文字を空白で置き換えて処理を続行するかを、true か false で指定します。 true のときはエラーとして処理を終了します。false のときは空白で置き換えて PDF出力を行います。GUIでは 埋め込みできないときの処理 で変更することができます。
error-on-missing-glyph false 指定された文字のグリフがフォントに欠落しているとき、エラーとして処理を打ち切るか、処理を続行するかを、true か false で指定します。 true のときはエラーとして処理を終了します。false のときはPDF出力を行いますが、そのときPDF中では空白になったり□になって表示されます。GUIでは グリフがないとき処理を打ち切る で変更することができます。
error-on-pdfx-fault true PDF/XやPDF/A、PDF/UAを作成するとき、回避不可能な不適合な内容、例えば埋め込めないフォントが指定されているようなとき、処理を続行するかどうかを指定します。false のときは処理を続行しますが、生成されたPDFは、PDF/XやPDF/A、PDF/UAとしては不適合のことがあります。trueのときは、エラーとしてPDFは生成されません。回避可能な不適合な内容は、それを回避して処理が続行されます。例えば、PDF/Xでの注釈は捨てられます。 GUIでは PDF/X・PDF/A・PDF/UAでエラーのとき処理を打ち切る で変更することができます。
ghostscript Ghostscriptを使ってEPSをPDFへ変換するとき、Ghostscriptへのフルパスを指定しておくことができます。例えば、 ghostscript="/usr/local/bin/gs" とします。 これにより、GhostscriptへPATHが通っていなくても、Ghostscriptを起動することができるようになります。Windows版では gswin32c.exe(x64版では gswin64c.exe)を指定します。
grayscale-compression auto PDFに直接格納できないグレイスケール画像形式のとき、その画像はPDFと互換性のあるビットマップ形式に変換されてから格納されます。そのとき、PDFファイル内に格納するデータの圧縮方法を次のいずれかで指定します。
  • auto
  • zlib
  • jpeg
  • jpeg2000
  • keeplzw
  • auto2k
  • keeplzw2k
auto が指定された場合、grayscale-jpeg-quality の指定に従ってイメージデータを作成し、JPEG、ZLIB圧縮のサイズの小さい方を選択します。 keeplzw が指定された場合、元の画像がLZW圧縮されている場合はLZW圧縮で、そうでない場合は auto と同じです。 auto2k、keeplzw2k は、auto、keeplzw と同じですが、JPEGの代わりにJPEG2000を利用します。PDF1.4以下のときは auto、keeplzw と同じです。
PDFに直接格納できる画像形式については、イメージ出力 を参照してください。 この設定は、グレイスケール画像に対するものです。 カラー画像に対しては color-compression、 白黒画像に対しては monochrome-compression を指定してください。 また、JPEG2000は、PDF1.5以降のときのみ有効です。GUIでは 圧縮 で変更することができます。
grayscale-compression-default auto GUIの PDFオプション設定ダイアログ圧縮ページ で、[デフォルト設定に戻す] ボタン、[高圧縮設定] ボタンを押したときのグレイスケール画像の圧縮形式の採用値を指定します。
grayscale-compression-minimum auto2k
grayscale-downsampling none PDFに格納するラスタのグレイスケール画像のダウンサンプリングの方法を次のいずれかで指定します。
  • none
  • average(バイリニア法)
  • bicubic(バイキュービック法)
  • subsampling(ニアレストネイバー法)
none 以外を指定したときは、grayscale-downsampling-above-dpi で指定された解像度を超える画像を grayscale-downsampling-target-dpi で指定された解像度にダウンサンプリングします。 この設定は、グレイスケール画像に対するものです。 カラー画像に対しては color-downsampling、 白黒画像に対しては monochrome-downsampling を指定してください。GUIでは ダウンサンプリング で変更することができます。
grayscale-downsampling-above-dpi 450
grayscale-downsampling-target-dpi 300
grayscale-downsampling-default none GUIの PDFオプション設定ダイアログ圧縮ページ で、[デフォルト設定に戻す] ボタン、[高圧縮設定] ボタンを押したときのグレイスケール画像のダウンサンプリングの採用値を指定します。
grayscale-downsampling-above-dpi-default 450
grayscale-downsampling-target-dpi-default 300
grayscale-downsampling-minimum bicubic
grayscale-downsampling-above-dpi-minimum 225
grayscale-downsampling-target-dpi-minimum 150
grayscale-jpeg-quality 80 PDFに直接格納できないグレイスケール画像形式のとき、 grayscale-compression に jpeg が指定されたときの画質を 1~100 の範囲の数値で指定します。数字が大きいほど画質は良くなりますが、ファイルサイズは大きくなります。 jpeg2000 のときは、この値を圧縮率に換算して使用します。
注意: JPEG形式の画像の画質を変更するためのものではありません。
この設定は、グレイスケール画像に対するものです。 カラー画像に対しては color-jpeg-quality を指定してください。GUIでは JPEG画質 で変更することができます。
grayscale-jpeg-quality-default 80 GUIの PDFオプション設定ダイアログ圧縮ページ で、[デフォルト設定に戻す] ボタン、[高圧縮設定] ボタンを押したときのグレイスケール画像のJPEG画質の採用値を指定します。
grayscale-jpeg-quality-minimum 40
gs-add-options Ghostscriptを使ってEPSをPDFへ変換するとき、AH Formatter V6.5 は、次のようなパラメータを指定してGhostscriptを起動します。
-dPDFSETTINGS=/printer
-dNOPAUSE
-dBATCH
-dSAFER
-sDEVICE=pdfwrite
-dDEVICEWIDTHPOINTS=幅
-dDEVICEHEIGHTPOINTS=高さ
-dEPSFitPage
-q
-sOutputFile=出力一時ファイル
-c
.setpdfwrite
-f 入力EPS
gs-add-options に追加パラメータを指定することができます。ここで指定されたパラメータは、上の -q の前に追加されます。複数のパラメータは、U+000A で区切って指定します。不正なパラメータを指定したときの動作は保証されません。
image-color-profile true PDFに埋め込むカラー画像中のICCプロファイルをPDFに埋め込むかどうかを指定します。 trueなら埋め込み、falseなら埋め込みません。GUIでは 画像のICCプロファイルを出力 で変更することができます。
import-annotation-types 埋め込まれるPDFにある注釈を保持したまま埋め込むことができます。以下の文字列を空白区切りで列挙して指定します。大文字小文字の区別はありません。
  • All
  • Text
  • Link
  • FreeText
  • Line
  • Square
  • Circle
  • Polygon
  • PolyLine
  • Highlight
  • Underline
  • Squiggly
  • StrikeOut
  • Stamp
  • Caret
  • Ink
  • Popup
  • FileAttachment
  • Sound
  • Movie
  • Screen
  • 3D
  • RichMedia V6.5
  • Other
Other は記載にない種類の注釈を埋め込む場合に指定します。All が指定された場合はすべての注釈が埋め込まれます。GUIでは すべての注釈をインポートする で変更することができます。埋め込みについての詳細は、PDFの埋め込み を参照してください。
import-tagged-pdf false タグ付きPDFにタグ付きPDFを埋め込むことを許可するかどうかを指定します。true を指定すると、エラーとせずにそのまま埋め込みます。GUIでは タグ付きPDFの埋め込みを許可 で変更することができます。埋め込みについての詳細は、PDFの埋め込み を参照してください。
joboptions Distillerを使ってEPSをPDFへ変換するとき、Distillerへ渡す Adobe PDF Settings File を指定します。ローカルファイルのみを指定できます。相対パス指定のときは、対象となっているEPSファイル相対とみなされますが、EPS自身が相対パスのときは不定です。なるべく絶対パスで指定するようにしてください。 Adobe PDF Settings File については、Acrobat のマニュアルなどを参照してください。不正なファイルを指定したときの動作などに関しては保証しません。このファイルが指定されなかったときは、ほとんど何も指定されていない次の内容のものが仮定されます。
<<
  /CompatibilityLevel 1.3
  /AutoRotatePages /None
>> setdistillerparams
<<
>> setpagedevice
Windows版のみで有効です。
linearized false リニアライズドPDFを生成するかどうかを指定します。 true ならWeb表示用に最適化されたリニアライズドPDFを生成します。false のときは通常のPDFを生成します。GUIでは Web表示用に最適化 で変更することができます。
monochrome-compression ccitt4 PDFに直接格納できない白黒画像形式のとき、その画像はPDFと互換性のあるビットマップ形式に変換されてから格納されます。そのとき、PDFファイル内に格納するデータの圧縮方法を次のいずれかで指定します。
  • ccitt4
  • ccitt3
  • runlength
  • zlib
  • none
PDFに直接格納できる画像形式については、イメージ出力 を参照してください。 この設定は、白黒画像に対するものです。 カラー画像に対しては color-compression、 グレイスケール画像に対しては grayscale-compression を指定してください。GUIでは 圧縮 で変更することができます。
monochrome-compression-default ccitt4 GUIの PDFオプション設定ダイアログ圧縮ページ で、[デフォルト設定に戻す] ボタン、[高圧縮設定] ボタンを押したときの白黒画像の圧縮形式の採用値を指定します。
monochrome-compression-minimum zlib
monochrome-downsampling none PDFに格納するラスタの白黒画像のダウンサンプリングの方法を次のいずれかで指定します。
  • none
  • average(バイリニア法)
  • bicubic(バイキュービック法)
  • subsampling(ニアレストネイバー法)
none 以外を指定したときは、monochrome-downsampling-above-dpi で指定された解像度を超える画像を monochrome-downsampling-target-dpi で指定された解像度にダウンサンプリングします。 この設定は、白黒画像に対するものです。 カラー画像に対しては color-downsampling、 グレイスケール画像に対しては grayscale-downsampling を指定してください。GUIでは ダウンサンプリング で変更することができます。
monochrome-downsampling-above-dpi 1800
monochrome-downsampling-target-dpi 1200
monochrome-downsampling-default none GUIの PDFオプション設定ダイアログ圧縮ページ で、[デフォルト設定に戻す] ボタン、[高圧縮設定] ボタンを押したときの白黒画像のダウンサンプリングの採用値を指定します。
monochrome-downsampling-above-dpi-default 1800
monochrome-downsampling-target-dpi-default 1200
monochrome-downsampling-minimum bicubic
monochrome-downsampling-above-dpi-minimum 450
monochrome-downsampling-target-dpi-minimum 300
multimedia-treatment embed axf:multimedia-treatment="auto" のとき、マルチメディアをPDFに埋め込むかどうかを以下のいずれかで指定します。
  • embed
  • absolute-link
  • relative-link
  • richmedia V6.5
  • richmedia-windowed V6.5
no-accessibility false 作成するPDFファイルのスクリーンリーダデバイスのテキストアクセスを許可するか否かを、true か false で指定します。false のときは許可します。true のときは許可しません。 この属性は、PDF1.4 以降のとき有効です。スクリーンリーダデバイスのテキストアクセスを制限するには、owner-password を指定する必要があります。
no-adding-or-changing-comments false 作成するPDFファイルへの注釈とフォームフィールドの追加や変更を許可するか否かを、true か false で指定します。false のときは追加や変更を許可します。true のときは追加や変更を許可しません。注釈とフォームフィールドの追加や変更を制限するには、owner-password を指定する必要があります。
no-assemble-doc false 作成するPDFファイルのページの挿入、削除、回転を許可するか否かを、true か false で指定します。false のときは許可します。true のときは許可しません。 この属性は、PDF1.4 以降のとき有効です。ページの挿入、削除、回転を制限するには、owner-password を指定する必要があります。
no-changing false 作成するPDFファイルへのフォームフィールドの作成や、その他の変更を許可するか否かを、true か false で指定します。false のときは変更を許可します。true のときは変更を許可しません。フォームフィールドの作成や、その他の変更を制限するには、owner-password を指定する必要があります。
no-content-copying false 作成するPDFファイルのテキストとグラフィックファイルのコピーを許可するか否かを、true か false で指定します。false のときはコピーを許可します。true のときはコピーを許可しません。テキストとグラフィックファイルのコピーを制限するには、owner-password を指定する必要があります。
no-fill-form false 作成するPDFファイルのフォームフィールドの入力と署名を許可するか否かを、true か false で指定します。false のときは許可します。true のときは許可しません。 この属性は、PDF1.4 以降のとき有効です。フォームフィールドの入力と署名を制限するには、owner-password を指定する必要があります。
object-compression true PDF中のオブジェクトを圧縮します。PDF1.5以降で、text-and-lineart-compression="true" のときに有効です。true のときは圧縮し、false のときは圧縮しません。GUIでは オブジェクトの圧縮 で変更することができます。
object-compression-default true GUIの PDFオプション設定ダイアログ圧縮ページ で、[デフォルト設定に戻す] ボタン、[高圧縮設定] ボタンを押したときの オブジェクトの圧縮 の採用値を指定します。
object-compression-minimum true
overprint オーバプリントを指定します。指定できるのは、axf:overprint の auto 以外です。
owner-password オーナパスワードとして指定する文字列を設定します。32バイトまでの文字列を指定してください。0x20~0x7E、0xA1~0xDF のコード範囲の文字が有効です。これ以外の文字が含まれていた場合、無効となり、パスワード指定がないものとみなされます。 既定値はパスワードなしです。
注意: ファイル中へはパスワードが平文で記述されています。ファイルの取り扱いには十分ご注意ください。
page-labels true ページ番号にページラベルを付けるかどうかを、true か false で指定します。 true のときは付け、false のときは付けません。GUIでは ページラベルを出力 で変更することができます。
pass-through all PDFへ画像を埋め込むとき、そのまま埋め込めるものはそのまま埋め込もうとします(それをパススルーと言います)。パススルーとダウンサンプリングが同時に指定されているときは、ダウンサンプリングの指定が優先されます。 pass-through で、パススルーしたい画像の種類を指定しておくことができます。ただし、パススルーする指定がしてあっても、それができない事情があるときはパススルーしません。 以下の文字列を空白区切りで列挙して指定します。大文字小文字の区別はありません。
  • all
  • gif
  • tiff
  • png
  • jpeg
  • jpeg2000
  • jbig2
  • none
画像種別の前に - を前置すると、その画像種別の除外を示します。例えば、 pass-through="all -gif" とすると、GIFだけを除外することができます。
注意: PDFへは、GIF画像をそのまま埋め込むことができます。しかし、そのPDFをPostScriptプリンタへ印刷しようとすると、I/Oエラーが発生することがあります。これを回避したいときには gif の指定を外してください。
注意: AH Formatter V6.2 までの gif-pass-through は廃止されました。pass-through を使用してください。
pass-through-default all GUIの PDFオプション設定ダイアログ圧縮ページ で、[デフォルト設定に戻す] ボタン、[高圧縮設定] ボタンを押したときのパススルーしたい画像の種類を指定します。
pass-through-minimum none
pdf-version PDF1.5 作成するPDFのバージョンを次のいずれかで指定します。
  • PDF1.3
  • PDF1.4
  • PDF1.5
  • PDF1.6
  • PDF1.7
  • PDF/X-1a:2001
  • PDF/X-3:2002
  • PDF/X-1a:2003
  • PDF/X-2:2003
  • PDF/X-3:2003
  • PDF/X-4:2010
  • PDF/A-1a:2005
  • PDF/A-1b:2005
  • PDF/A-2a:2011 V6.5
  • PDF/A-2b:2011 V6.5
  • PDF/A-2u:2011 V6.5
  • PDF/A-3a:2012 V6.5
  • PDF/A-3b:2012 V6.5
  • PDF/A-3u:2012 V6.5
  • PDF1.5/UA-1:2014
  • PDF1.6/UA-1:2014
  • PDF1.7/UA-1:2014
GUIでは PDFバージョン で変更することができます。
printing-allowed high-resolution 作成するPDFファイルの印刷を許可するか否か指定します。high-resolution を指定したときは、高解像度での印刷を許可します。low-resolution は、PDF1.4 以降のとき有効で、低解像度での印刷のみを許可します。PDF1.3 のときは high-resolution とみなされます。none のときは印刷を許可しません。印刷を制限するには、owner-password を指定する必要があります。
rasterize-resolution 108 一部のベクタイメージは、ラスタイメージに変換されてPDFに格納されます。ここではこの変換時に作成するラスタイメージの解像度の値を 70~500(dpi)の範囲の数値で指定します。 この設定は、Windows版のみで有効です。 非Windows版では、PDFに直接格納できないベクタ形式の画像を扱うことはできません。 PDFに直接格納できる画像形式については、イメージ出力 を参照してください。
real-value-limit 2 PDF中に記述される実数値の限界値は、PDF1.4以下では ±32767以内、PDF1.5以降では ±3.403×1038以内ということになっています。しかし、一部のビューアは、PDF1.5以降であっても ±32767を超えるとエラーとなることがあります。そのため、PDF1.5以降のときに、出力される実数値のチェックをして、限界値を超えないようにすることができます。以下の値を指定できます。
0.限界値のチェックをしません。
1.±32767以内かどうかチェックします。
2.約±2.14748×109以内かどうかチェックします。
3.約±9.22337×1018以内かどうかチェックします。
PDF1.4以下では、2 以上の指定は 1 とみなされます。
注意: この指定は、Acrobatなどのビューアの動作を保証するものではありません。
real-value-limit-modify false real-value-limit で指定された限界値を超えたとき、値をその値に補正するかどうかを指定します。real-value-limit-modify="false" のときは、チェックだけして値の補正は行われません。
reverse-page false trueを指定すると、PDF出力で、ページを逆順に出力します。
rgb-conversion none RGBのカラースペースを DeviceGray に変換する方法を指定します。
  • none
    何もしません。DeviceRGB で出力されます。
  • black
    黒を DeviceGray で出力し、他は DeviceRGB で出力します。
  • gray
    グレイ調(モノトーン)を DeviceGray で出力し、他は DeviceRGB で出力します。
  • all
    すべて DeviceGray に変換して出力します。この変換は gray = 0.3×red + 0.59×green + 0.11×blue で行われます。(0.0 ≤ red,green,blue ≤ 1.0)
  • cmyk
    すべて CMYK に変換して出力します。
GUIのRGB変換で変更することができます。 独自描画エンジンを使って描かれる SVG、CGM、MathML、EMF、WMF については、同様に変換処理されます。それ以外の画像については次のように処理されます。
  • all と cmyk のときは、変換処理を行います。
  • all と cmyk 以外のときは、何も変換しません。
tagged-pdf false 生成するPDFをタグ付きにするかどうかを指定します。PDFのバージョンによってはタグ付きにできないことがあります。そのとき、この指定は無視されます。GUIでは タグ付きPDF で変更することができます。
text-and-lineart-compression true PDF中のテキストとラインアートを圧縮して、PDFのサイズを小さくするかどうかを指定します。 true のときは圧縮し、false のときは圧縮しません。GUIでは テキストとラインアートの圧縮 で変更することができます。
text-and-lineart-compression-default true GUIの PDFオプション設定ダイアログ圧縮ページ で、[デフォルト設定に戻す] ボタン、[高圧縮設定] ボタンを押したときの テキストとラインアートの圧縮 の採用値を指定します。
text-and-lineart-compression-minimum true
transparency true PDFへ出力する透明を非透明に変換するかどうかを指定します。trueなら透明を透明のまま出力します。falseなら非透明に変換します。GUIでは 透明を非透明に変換する で変更することができます。
注意: 埋め込まれるPDF中の透明は変換されません。
transparency-color-space DeviceRGB PDFでの透過処理のときのカラースペースを指定します。以下のいずれかを指定します。
  • None
  • DeviceRGB
  • DeviceCMYK
use-launch-for-local-file true ローカルファイルで指定された外部へのリンク(external-destination プロパティ)を、PDFのリンクプロパティの動作種別「ファイルを開く」、「World Wide Web リンク」のどちらに変換するかを true または false で指定します。 true のときは「ファイルを開く」に変換し、false のときは「World Wide Web リンク」に変換します。GUIでは ローカルファイル指定外部リンクの処理 で変更することができます。
user-password ユーザパスワードとして指定する文字列を設定します。32バイトまでの文字列を指定してください。0x20~0x7E、0xA1~0xDF のコード範囲の文字が有効です。これ以外の文字が含まれていた場合、無効となり、パスワード指定がないものとみなされます。 既定値はパスワードなしです。
注意: ファイル中へはパスワードが平文で記述されています。ファイルの取り扱いには十分ご注意ください。
<embed-font> <pdf-settings> の子要素 font PDF内に埋め込みを行うフォントを指定します。この要素はいくつでも指定でき、embed-all-fonts="false" の場合のみ有効です。embed-all-fonts="false" で、この要素が指定されていない場合、PDF出力上で必要となる文字のグリフのみを埋め込みます。この要素が指定されており、ここに記載されたフォントが組版結果内で使用されていれば、使用されている文字のグリフを埋め込みます。記載されていないフォントについては、PDF出力上で必要となる文字のグリフのみ埋め込みが行われます。

PostScript出力の設定

PostScript®出力に関する設定をします。

要素 位置 属性 既定値 説明
<ps-settings> <formatter-config> の子要素 noembed-font false 出力されるPostScriptにフォントを埋め込むかどうかを指定します。true を指定すると、フォント情報は一切埋め込まれず、PostScript名のみでフォントが参照されます。以下の制約があります。
  • 日本語など多バイトコードを含むフォントの場合、PostScriptインタプリタが正しく処理できない場合があります。Distillerだと
    MS-Mincho not found, using Courier.
    のようなエラーが出力されることがあります。
  • 255より大きな文字コードは出力できません。
フォントの非埋め込みは、Type1フォント以外を使っているときは、指定しない方がいいでしょう。
transparency false true を指定すると、pdfmark 出力時に透明を処理します。そのとき、利用する joboptions をテキストエディタで開き、"/AllowTransparency false" を "/AllowTransparency true" に書き換えてください。joboptions の格納先は、プリセットかカスタム設定かで格納先が異なります。詳しくは Adobe Acrobat のヘルプをご覧ください。この指定は、Distiller への印刷時も有効です。
use-launch-for-local-file ローカルファイルで指定された外部へのリンク(external-destination プロパティ)を、PDFのリンクプロパティの動作種別「ファイルを開く」、「World Wide Web リンク」のどちらに変換するかを true または false で指定します。 true のときは「ファイルを開く」に変換し、false のときは「World Wide Web リンク」に変換します。指定されなかったときは、PDF出力に関する設定use-launch-for-local-file の指定に従います。

SVG出力の設定

SVG出力に関する設定をします。

要素 位置 属性 既定値 説明
<svg-settings> <formatter-config> の子要素 copy-image-path image-processing="copy-all" または "copy" のときの画像の複写先ディレクトリを指定します。
copy-image-prefix 画像を copy-image-path で指定したディレクトリに複写して処理するとき、そのファイル名のプレフィクスを指定します。ファイル名は、プレフィクス+連番 となります。既定値は空文字列で、そのときは連番のみとなります。
format 1 singlefile="false" によって、 組版結果を複数のSVGに出力するように指示されているときの 出力ファイル名への付加文字列の書式を指定します。この文字列は、FOのformatプロパティと同様な文字列を採ります。 各ファイル名は、出力ファイル名をベースにして自動的に決定されます。 これは、formatに指定された値によって書式化された文字列が、 出力ファイルの拡張子の直前に挿入されることによって行われます。 例えば、ファイル名に document.svg が与えられているとき、format="-1" ならば、 document-1.svg、document-2.svg、… となります。
gzip-compression false trueのときgzip圧縮したSVGを生成します。falseのときは圧縮しません。
image-conversion auto 埋め込みを行おうとしている画像形式がJPEGまたはPNG以外のラスタ画像のとき、その画像はJPEGまたはPNGに変換されてから埋め込まれます。 次のいずれかを指定します。
  • auto
  • jpeg
  • png
autoが指定されたときは、元画像がモノクロ、グレイスケール、または256色以下のときPNGに変換し、それ以外のときJPEGに変換します。
image-processing embed-all 参照している画像をどのように処理するのかを指定します。
  • embed-all
    すべての画像をSVGに埋め込みます。
  • link
    リンクされている画像はリンクし、埋め込まれている画像は埋め込みます。 ただし、JPEG、PNG以外のラスタ画像は常に埋め込まれます。
  • copy-all
    すべての画像をcopy-image-pathで指定された複写先に複写してリンクします。
  • copy
    リンクされている画像をcopy-image-pathで指定された複写先に複写してリンクします。 埋め込まれている画像は埋め込みます。
動作の詳細については、SVG出力イメージ出力を参照してください。
jpeg-quality 80 image-conversion="jpeg" または "auto" が指定されているとき、 SVGに直接埋め込めない画像をJPEGに変換するときの画質を 1~100 の範囲の数値で指定します。 数字が大きいほど画質は良くなりますが、ファイルサイズは大きくなります。
注意: JPEG形式の画像の画質を変更するためのものではありません。
rename-copy-image false 画像を copy-image-path などで指定したディレクトリに複写して処理するとき、そのファイル名をすべて copy-image-prefix で指定したプレフィクスで命名し直すか、元のファイル名を利用するかを指定します。ファイル名が重複するときは、連番が補われます。 true を指定すると、すべて命名し直します。
singlefile false 組版結果が複数ページに渡るとき、それらを複数のSVGに分割して出力するか、ひとつのSVGとして出力するかを指定します。 trueのときひとつのSVGを出力し、falseのとき複数のSVGを出力します。 複数のSVGを出力するときは、ファイル名がformatの指定によって修飾されます。 ファイルへの出力のときのみ有効です。ストリームなどファイル名を持たない出力では無効です。
singlefile-number true singlefile="false" のとき、出力されるSVGが1ページしかないときに連番を付けるかどうかを指定します。falseなら付けません。
rasterize-resolution 108 一部のベクタイメージは、ラスタイメージに変換されてSVGに格納されます。ここではこの変換時に作成するラスタイメージの解像度の値を 70~500(dpi)の範囲の数値で指定します。 この設定は、Windows版のみで有効です。 非Windows版では、SVGに直接格納できないベクタ形式の画像を扱うことはできません。
svg-version 1.1 作成するSVGのバージョンを次のいずれかで指定します。
  • 1.1
  • Basic
  • Tiny

INX出力の設定

INX出力に関する設定をします。

要素 位置 属性 既定値 説明
<inx-settings> <formatter-config> の子要素 output-mode text テキストをどのように出力するか、次のいずれかで指定します。
  • text
    各テキストが細かいテキストフレームに分割されます。再現性は高いですが、編集しにくいモードです。
  • line
    各行をひとつのテキストフレームとして出力します。
  • block
    ブロックを一つのテキストフレームとして出力します。再現性は高くありませんが、編集しやすいモードです。

MIF出力の設定

MIF出力に関する設定をします。

要素 位置 属性 既定値 説明
<mif-settings> <formatter-config> の子要素 output-mode text テキストをどのように出力するか、次のいずれかで指定します。
  • text
    各テキストが細かいParaLineに分割されます。再現性は高いですが、編集しにくいモードです。
  • line
    各行をひとつのParaLineとして出力します。
  • block
    ブロックを一つのParaLineとして出力します。再現性は高くありませんが、編集しやすいモードです。
image-processing embed 参照しているイメージをどのように処理するのかを指定します。
  • embed
    すべての画像をMIFに埋め込みます。
  • link
    画像を外部参照としてリンクします。
char-units pt フォントサイズなどの単位で用いるCharUnitsの値。次のいずれかを指定します。
  • pt
  • q
units in 表示単位で用いるUnitsの値。次のいずれかを指定します。
  • in
  • cm
  • mm
  • pt
  • pc
  • dd
  • cc

テキスト出力の設定

テキスト出力に関する設定をします。

要素 位置 属性 既定値 説明
<text-settings> <formatter-config> の子要素 encoding UTF-8 出力するテキストのエンコーディングを指定します。指定できるのは以下のとおりです。大文字小文字の区別はありません。
  • UTF-8
  • UTF-16
  • UTF-16BE
  • UTF-16LE
  • UTF-32
  • UTF-32BE
  • UTF-32LE
  • ISO-10646-UCS-2
  • ISO-10646-UCS-4
  • ANSI_X3.4
  • ISO_646.irv
  • ISO646-US
  • US-ASCII
  • ISO_8859-1
  • latin1
  • Windows-31J
  • Shift_JIS
  • EUC-JP
  • ISO-2022-JP
UTF-16、UTF-32などのエンディアンは、実行環境のプロセッサに依存します。
eol-marker CRLF または LF 出力するテキストの改行コードを指定します。指定できるのは以下のとおりです。大文字小文字の区別はありません。
  • CRLF
  • LF
  • CR
既定値は、Windows版では CRLF、その他では LF です。

MathMLの設定

MathMLに関する設定をします。

注意: 既定値は等価な値を示しています。実際には thinSpace="2/10" と記述できないことに注意してください。ファイル中では thinSpace="0.2" と記述してください。
要素 位置 属性 既定値 説明
<mathml-settings> <formatter-config> の子要素 scriptsizemultiplier 0.71 MathML仕様では scriptsizemultiplier の初期値は規定されていますが、その値を単位なし数値(>0)で指定して変更することができます。
scriptminsize * 8pt MathML仕様では scriptminsize の初期値は規定されていますが、その値を単位付き絶対値(≥0)で指定して変更することができます。
scriptmaxsize * 0pt MathML仕様では scriptmaxsize という制限値の規定はありませんが、その値を単位付き絶対値(≥0)で指定して設定することができます。scriptminsize以下の指定は無制限とみなされます。
largeopmultiplier 1.414 largeop の変倍率を単位なし数値(>0)で指定します。
largeopmultiplierInt 2.0 インテグラルに対する largeop の変倍率を単位なし数値(>0)で指定します。インテグラルは、U+222B~U+2233 の9文字です。
mathsizeSmall 0.83 mathsize="small" に対する変倍率を単位なし数値(>0)で指定します。
mathsizeBig 1.17 mathsize="big" に対する変倍率を単位なし数値(>0)で指定します。
enQuad 1/2 EN QUAD U+2000 のアキを単位なし数値(>0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
emQuad 1 EM QUAD U+2001 のアキを単位なし数値(>0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
enSpace 1/2 EN SPACE U+2002 のアキを単位なし数値(>0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
emSpace 1 EM SPACE U+2003 のアキを単位なし数値(>0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
thinSpace 2/10 THIN SPACE U+2009 のアキを単位なし数値(>0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
hairSpace 1/10 HAIR SPACE U+200A のアキを単位なし数値(>0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
veryverythinmathspace 1/18 veryverythinmathspace のアキを単位なし数値(>0)で指定します。数値は em 値です。
verythinmathspace 2/18 verythinmathspace のアキを単位なし数値(>0)で指定します。数値は em 値です。
thinmathspace 3/18 thinmathspace のアキを単位なし数値(>0)で指定します。数値は em 値です。
mediummathspace 4/18 mediummathspace のアキを単位なし数値(>0)で指定します。数値は em 値です。
thickmathspace 5/18 thickmathspace のアキを単位なし数値(>0)で指定します。数値は em 値です。
verythickmathspace 6/18 verythickmathspace のアキを単位なし数値(>0)で指定します。数値は em 値です。
veryverythickmathspace 7/18 veryverythickmathspace のアキを単位なし数値(>0)で指定します。数値は em 値です。
accentOffset 0.15 アクセント文字と親文字の間のアキを単位なし数値または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
defaultLSpace thickmathspace 演算子辞書に登録されていない演算子の lspace の値を単位なし数値(≥0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。ただし、空の演算子や固定幅空白の演算子のときは常に 0 です。
defaultRSpace thickmathspace 演算子辞書に登録されていない演算子の rspace の値を単位なし数値(≥0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。ただし、空の演算子や固定幅空白の演算子のときは常に 0 です。
defaultMinsize ** 100% MathML仕様では <mo minsize> の初期値は 100% に規定されていますが、その値を単位付き数値(≥0)で指定して変更することができます。
defaultLineleading ** 0pt <mo lineleading> の初期値を単位付き数値(≥0)で指定します。この値は行間を意味します。
indentingnewline ** 0pt <mspace linebreak="indentingnewline"> という値は、MathML 3.0 で廃止されましたが、インデント量を単位付き数値(≥0)で指定して機能させることができます。
applyFunctionSpace thinmathspace FUNCTION APPLICATION U+2061 でアキが必要なときのアキを単位なし数値(≥0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
invisibleTimesSpace thinmathspace INVISIBLE TIMES U+2062 でアキが必要なときのアキを単位なし数値(≥0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
scriptAlignMode 1 subscript/superscriptの上下方向の配置方法を指定します。
0.subscriptの境界矩形の上端を親文字のセンターラインに合わせます。superscriptの境界矩形の下端を親文字のセンターラインに合わせます。 (V6.3互換)
1.subscriptのセンターラインを親文字のベースラインに合わせます。 superscriptのベースラインを親文字のセンターラインより上のグリフの中心に合わせます。 <msubsup> などで、subscriptとsuperscriptが重なってしまうときは適当に調整されます。
添え字の大きさが小さいときは、subscriptは下に、superscriptは上に移動して調整されます。
italicSubscriptShift -0.04 親文字が斜体のとき、<msub>、<msubsup>、<mmultiscripts> での右下スクリプトと左上スクリプトのシフト量を単位なし数値で指定します。数値は em 値です。 largeop のインテグラルには適用されません。
integralSubscriptShift -0.3 -0.2 largeop のインテグラルの右下スクリプト(<msub>)のシフト量を単位なし数値または名前付き長さで指定します。左上は -integralSubscriptShift だけシフトします。 数値は2つ指定でき、最初の数値が displaystyle="true" のときの値、次の数値が displaystyle="false" のときの値となります。 数値は em 値です。
integralSuperscriptShift 0.02 0 largeop のインテグラルの右上スクリプト(<msup>)のシフト量を単位なし数値または名前付き長さで指定します。左下は -integralSuperscriptShift だけシフトします。 数値は2つ指定でき、最初の数値が displaystyle="true" のときの値、次の数値が displaystyle="false" のときの値となります。 数値は em 値です。
integralUnderOverShift 0.2 0.12 largeop のインテグラルの上下スクリプト(<mover>、<munder>、<munderover>)のシフト量を単位なし数値または名前付き長さで指定します。 数値は2つ指定でき、最初の数値が displaystyle="true" のときの値、次の数値が displaystyle="false" のときの値となります。 数値は em 値です。このシフトは、align="center" のときのみ有効です。 上スクリプトは右方向に、下スクリプトは左方向にシフトします。 MathML仕様では、<munderover>での上スクリプトと下スクリプトの配置を独立に指定できないため、次の図のように組むのは割りと面倒です。

integralUnderOverShift は、このような組み方を簡単に実現します。
thinLine 0.5/18 linethickness="thin" mslinethickness="thin" の太さを単位なし数値(>0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
mediumLine 1/18 linethickness="medium" mslinethickness="medium" の太さを単位なし数値(>0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
thickLine 2/18 linethickness="thick" mslinethickness="thick" の太さを単位なし数値(>0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
fracLineExtend 1/18 <mfrac> での分数線の左右へのはみ出し量を単位なし数値(≥0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
fracLineSpace 1/18 <mfrac> での分数線の左右のアキを単位なし数値(≥0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
overLineOffset 1/18 <mfrac> での分数線の上のアキを単位なし数値(≥0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
underLineOffset 1/18 <mfrac> での分数線の下のアキを単位なし数値(≥0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
bevelledAngle 70 傾斜体分数線の角度を単位なし数値(≥10、<90)で指定します。値は度です。あまり小さい値は指定しない方がよいでしょう。
bevelledHeight 1.5 傾斜体分数線の高さを単位なし数値(>0)で指定します。値は、分子分母の高さの大きい方に対する変倍率です。
rootPosition1x -0.6 根号の形状を単位なし数値で指定します。 数値は em 値です。
rootPosition1y 0.4
rootPosition2x -0.5
rootPosition2y 0.5
rootPosition3x -0.3
rootPosition3y 0.05
rootPosition4x 0
rootPosition4y 20/18
rootThickness1 0.5/18
rootThickness2 1.5/18
rootThickness3 1/18
rootThickness4 1/18
encloseLineThickness 1/18 <menclose> で描く線の太さを単位なし数値(>0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
encloseCircle inscribed <menclose notation="circle"> で描く楕円を境界矩形に内接させるか外接させるかを指定します。 inscribed で内接、circumscribed で外接します。外接楕円は内接楕円の相似形となります。
roundedboxRadius 0.25 <menclose notation="roundedbox"> での丸め半径を単位なし数値(>0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
columnspacing 0.4em MathML仕様では columnspacing の初期値は規定されていますが、その値を単位付き数値で指定して変更することができます。指定できるのはひとつの数値だけです。(MathML仕様の初期値は 0.8em ですが、変更しています)
rowspacing 1.0ex MathML仕様では rowspacing の初期値は規定されていますが、その値を単位付き数値で指定して変更することができます。指定できるのはひとつの数値だけです。
framespacing 0.2em 0.5ex 0em MathML仕様では framespacing の初期値は規定されていますが、その値を単位付き数値で指定して変更することができます。最初のふたつはMathML仕様で規定されていて、frame="none" でないときの左右のアキ、上下のアキを示します。3つ目は拡張仕様で、frame="none" のときの左右のアキを示します。(MatnML仕様の初期値は 0.4em 0.5ex ですが、変更しています)
columnlineThickness 1/18 <mtable> での列の罫線の太さを単位なし数値(>0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
rowlineThickness 1/18 <mtable> での行の罫線の太さを単位なし数値(>0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
framelineThickness 1/18 <mtable> での枠の罫線の太さを単位なし数値(>0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
charspacingTight 0 <mstack charspacing="tight"> のアキを単位なし数値(≥0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
charspacingMedium 0.2 <mstack charspacing="medium"> のアキを単位なし数値(≥0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
charspacingLoose 0.4 <mstack charspacing="loose"> のアキを単位なし数値(≥0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
crossoutThickness 1/18 <mscarry crossout> の線の太さを単位なし数値(>0)または名前付き長さで指定します。数値は em 値です。
errorColor red <merror> での色を指定します。
errorBackground transparent <merror> での背景色を指定します。
escapingMs \ <ms> でのエスケープ文字を指定します。空を指定するとエスケープ処理は行われません。
italicizeMi U+0041-005A,
U+0061-007A,
U+00C0-01BF,
U+01C4-02AF,
U+0386-0481,
U+048A-052F,
U+1E00-1FBC,
U+1FC2-1FCC,
U+1FD0-1FDC,
U+1FE0-1FEC,
U+1FF0-1FFC,
U+2C60-2C7F
<mi> で斜体にする文字の Unicode の範囲を指定します。書式については font-config を参照してください。 MathML 仕様では、<mi> では単一文字のとき斜体にするとしか書かれていませんが、多くの処理系で数字や ∞ などを斜体にしていません。 初期値は Latn、Grek、Cyrl の文字のみを含んでいます。
substKeyboardCharacters true MathML仕様書 7.7.1 Keyboard Characters にある文字の置換を有効にするかどうかを指定します。 文字の置換 を参照してください。
pseudoScripts true MathML仕様書 7.7.2 Pseudo-scripts 処理を有効にするかどうかを指定します。 true を指定すると、<msup> などの上付き文字に対してその文字列がすべて上付き疑似スクリプト文字のときに、スクリプトレベルを変化させずベースラインも変化させません。<msub> などの下付き文字に対しても同様です。
inheritFontweight false fontweight のデフォルトを上位の環境から引き継ぐかどうかを true または false で指定します。
mathmlSettingsMode 6.5 MathML関係の設定内容で、初期値が変更になったものや追加されたものがいくつかあります。 mathmlSettingsMode="6.3" を指定すると、初期値を V6.3 のものに変更することができます。それらは以下です。
<variant-font> <mathml-settings> の子要素 mathvariant に対応したフォントを指定します。この要素はいくつでも指定できます。 数式用フォントについてを参照してください。
mathvariant 次のいずれかを指定します。空文字列 の指定が、MathML で用いられる標準的なフォントとなります。
  • 空文字列
  • normal
  • bold
  • italic
  • bold-italic
  • double-struck
  • bold-fraktur
  • script
  • bold-script
  • fraktur
  • sans-serif
  • bold-sans-serif
  • sans-serif-italic
  • sans-serif-bold-italic
  • monospace
fontfamily 使用するフォントを指定します。mathvariant="" の初期値は、Windows版では "'STIX', 'STIXGeneral', 'Cambria Math'"、非Windows版では "'STIX', 'STIXGeneral'" です。mathvariant="" 以外は、mathvariant="" のフォントが初期値となります。
center-shift 0 文字の中心の位置を調整することができます。マイナス記号などが著しく中心からずれているときに単位なし数値で指定してください。数値は em 値です。 数式用フォントについてを参照してください。
<font-entry> <variant-font> の子要素 スクリプトまたは Unicode range に対応したフォントを指定します。これは、<variant-font fontfamily> で指定されたフォントの一部を変更できます。 この要素はいくつでも指定できます。 例えば次のように指定します。
<variant-font mathvariant="normal" fontfamily="Cambria Math"> <font-entry script="Latn" fontfamily="Times New Roman"/> </variant-font>
script または unicode-range のいずれかの指定が必要です。 両方指定したときの効果は保証されません。
fontfamily 使用するフォントを指定します。
script Latn や Grek などのスクリプトを指定します。指定できるスクリプトは、ISO 15924 に従います。ただし、Zyyy などは指定できません。
unicode-range 適用するUnicodeの範囲を指定します。書式については、font-config を参照してください。
mathvariant フォントには、イタリックにデザインされているのにレギュラフォントとして振る舞うものがあります。そのようなフォントでは、mathvariant="italic" とすると二重に傾いてしまいます。そのようなときは、ここに mathvariant="normal" と指定してください。 数式用フォントについてを参照してください。
center-shift 文字の中心の位置を調整することができます。マイナス記号などが著しく中心からずれているときに単位なし数値で指定してください。数値は em 値です。初期値は <variant-font> の値です。 数式用フォントについてを参照してください。
<operator-dictionary> <mathml-settings> の子要素 <operator-dictionary> は、デフォルトの演算子辞書の内容を変更するために指定します。この要素はいくつでも指定でき、順に評価されます。 演算子辞書については、MathML仕様の実装状況 を参照してください。
src src には演算子辞書の URI を指定することができます。相対指定のときは、この設定ファイルからの相対とみなされます。内容は、<operator-dictionary> をルートとするこの要素と同じ内容の XML です。ただし src は指定できません。
<entry> <operator-dictionary> の子要素 この要素はいくつでも指定でき、順に評価されます。同じ指定は後から指定したものが優先されます。 既定値は、登録されていない新しい演算子を指定したときのものです。すでに登録されている演算子のとき、省略された属性の値は変更されません。 <operator-dictionary src> を指定したときは、<entry> は無視されます。
operator 演算子を指定します。この指定は必須です。
form 以下のいずれかを指定します。この指定は必須です。
  • prefix
  • infix
  • postfix
priority 0 整数値を指定します。
lspace 5 0 ~ 7 の値を指定します。これらの値の意味は以下のとおりです。
0. アキを空けません
1. veryverythinmathspace のアキを空けます
2. verythinmathspace のアキを空けます
3. thinmathspace のアキを空けます
4. mediummathspace のアキを空けます
5. thickmathspace のアキを空けます
6. verythickmathspace のアキを空けます
7. veryverythickmathspace のアキを空けます
rspace 5
minsize 単位付き絶対値または、em などの相対値を指定します。相対値は使用されるときに絶対値に変換されます。指定がないときは <mo> の指定によります。
maxsize
accent false true false のいずれかを指定します。
fence false true false のいずれかを指定します。
separator false true false のいずれかを指定します。
stretchy false true false のいずれかを指定します。
symmetric false true false のいずれかを指定します。
largeop false true false のいずれかを指定します。
movablelimits false true false のいずれかを指定します。
linebreakstyle before 以下のいずれかを指定します。
  • before
  • after
  • duplicate

名前付き長さは以下のいずれかです。 negative* は負の長さです。正の値が求められる場面では negative* は利用できません。

数式用フォントについて

数式をきれいに組むためには、数式用のフォントを用意する必要があります。ここでは、いくつかの数式用フォントを紹介します。

STIXフォント

AH Formatter V6.5 は、デフォルトでSTIXフォントを仮定しています。STIXフォントは次からダウンロードできます。

STIXフォントを使う場合は、設定ファイルで特に何かを指定する必要はありませんが、他のフォントを使う場合は、<variant-font> で適切な設定をしておく必要があります。

注意: サポートしているSTIXフォントのバージョンは、1.1.1 または 1.1.0 です。古いバージョンは次からダウンロードしてください。

Cambria Mathフォント

Windows には、Cambria Math という数式用フォントが同梱されています。AH Formatter V6.5 Windows版では、STIX フォントがインストールされていないときにはこのフォントがデフォルトとなります。STIXフォントを無効にして常にこのフォントを使うには、次のように指定します。

<variant-font fontfamily="Cambria Math"/>

BaKoMaフォント

BaKoMaフォントは TeX でよく使われているフォントで、次からダウンロードできます。ここの ttf または otf を利用するとよいでしょう。

このフォントは古いフォントで、フォントファミリとしての関連性がそれぞれにまったくありませんので、すべてを利用するには大量の指定が必要となります。ここでは、STIXフォントにおける斜体の x y z を、数式特有の丸い字形に変更する方法を示します。次のように指定するとよいでしょう。

<variant-font mathvariant="italic"> <font-entry unicode-range="U+0061-007A" fontfamily="cmmi10" mathvariant="normal"/> </variant-font> <variant-font mathvariant="bold-italic"> <font-entry unicode-range="U+0061-007A" fontfamily="cmmib10" mathvariant="normal"/> </variant-font>

BaKoMaフォントは、イタリックにデザインされていてもフォント内にそれを示す情報がありません。そのため、二重に文字が傾くのを避けるために、mathvariant="normal" の指定が必要となります。ボールドなども同様です。

MathTypeフォント

MathTypeフォントは Euclid というファミリ名を持つフォントで、次からダウンロードできます。

MathTypeフォントも丸い字形の x y z を持っています。このフォントは古いフォントで、全体的に下寄りにデザインされています。そのため、マイナス記号の位置に中心が揃いません。利用するときはこれを補正する必要があります。また、マイナス記号などの記号類を Euclid Symbol という別のフォントのものに置き換える必要があります。 例えば、次のように指定するとよいでしょう。

<variant-font fontfamily="Euclid, Euclid Symbol" center-shift="0.1"> <font-entry unicode-range="U+0028-002F,U+003A-003F,U+005F,U+2212" fontfamily="Euclid Symbol"/> </variant-font> <variant-font mathvariant="script" center-shift="0.1"> <font-entry unicode-range="U+0030-0039,U+0041-005A" fontfamily="Euclid Math One"/> </variant-font> <variant-font mathvariant="double-struck" center-shift="0.1"> <font-entry unicode-range="U+0041-005A,U+006B" fontfamily="Euclid Math Two"/> </variant-font> <variant-font mathvariant="fraktur" fontfamily="Euclid Fraktur" center-shift="0.1"/>

CGMの設定

CGMに関する設定をします。

要素 位置 属性 既定値 説明
<cgm-settings> <formatter-config> の子要素 issue-unknown-element 10 不明の要素が出現したときに警告を発行するかどうかを指定します。 -1 のときはすべての不明要素に対して警告を発行してその要素を無視します。 0 のときは警告を発行せずその要素を無視します。 1 以上のときはその数までは警告を発行してその要素を無視し、その数に達したらCGMの評価を中断します。
issue-unsupported-element 1 未サポートの要素に対する警告を発行するかどうかを指定します。 -1 のときはすべての警告を発行します。 0 のときは警告を発行しません。 1 以上のときは各要素に対してその数までは警告を発行します。
default-line-cap round LINE CAP / EDGE CAP のデフォルトを次のいずれかで指定します(左の数字で指定してもよい)。
  1. butt
  2. round
  3. square
default-edge-cap round
default-line-join round LINE JOIN / EDGE JOIN のデフォルトを次のいずれかで指定します(左の数字で指定してもよい)。
  1. miter
  2. round
  3. bevel
default-edge-join round
default-mitre-limit -1 MITRE LIMIT のデフォルトを指定します。 負の値のときはリミットの出力をしません(環境依存になります)。
default-restricted-text-type boxed-cap RESTRICTED TEXT TYPE のデフォルト値を次のいずれかで指定します(左の数字で指定してもよい)。
  1. basic
  2. boxed-cap
  3. boxed-all
  4. isotropic-cap
  5. isotropic-all
  6. justified
ISO仕様上のデフォルトは basic です。
fallback-font CGM中のフォント指定が不足しているときのためのフォールバックフォントを指定します。 V6.5
aci Application Configurable Items ファイルを指定します。 Application Configurable Items を参照してください。

XSLTの設定

XSLTプロセッサに関する設定をします。

要素 位置 属性 既定値 説明
<xslt-settings> <formatter-config> の子要素 msxml true MSXMLを利用するかどうかを指定します。 trueを指定すると、XSLTプロセッサとしてMSXMLを利用します。このとき、commandの指定は無視されます。falseを指定すると、commandに指定された外部XSLTプロセッサを使用しますが、commandが指定されていないときは、trueが指定されたとみなして、MSXMLを利用します。 実際に利用されるMSXMLのバージョンは、組版オプション設定ダイアログXSLTページで確認することができます。 非Windows版では無視されます。
msxmlver 0 msxml="true" のときの内部的に利用するMSXMLの最大バージョンを指定します。6~3 のいずれかを指定できます。 例えば、5 を指定すると、MSXML5→MSXML4→MSXML3 と探して、最初に見つかったMSXMLを採用します。 指定がないときや 0 などの不正な値のときは、6 とみなされます。 Windows版のみで有効です。
command 外部XSLTプロセッサのコマンドラインを指定します。コマンドライン文字列は最低でも %1、%2、%3 の3つの識別子を含んでいなければなりません。これらは次の意味を持ちます。
  • %1 : XMLドキュメント
  • %2 : XSLスタイルシート
  • %3 : XSLTプロセッサの出力ファイル
  • %param : xsl:param のパラメータ
指定しなかったとき、または "@MSXML" を指定したときは、外部XSLTプロセッサを使わず、内部的にMSXMLを利用します。 ただし、これはWindows版でのみ有効です。 ここでの指定は、各種インターフェイスでのデフォルトのXSLTプロセッサの指定となります。非Windows版では、指定しなかった場合には、XSLT変換は行えません。
param-option 外部XSLTプロセッサに与える xsl:param のパラメータ形式を指定します。この文字列は最低でも %p、%v のふたつの識別子を含んでいなければなりません。これらの意味は次のとおりです。
  • %p : <param name> の値
  • %v : <param value> の値
これは、command の文字列中の %param 部分に反映されます。
<param> が複数指定されている場合は、空白で区切って繰り返されます。
<param> <xslt-settings> の子要素 name XSLTプロセッサに与える xsl:param のパラメータ名を指定します。
value XSLTプロセッサに与える xsl:param のパラメータ値を指定します。 このとき、引用符処理等一切行われないので、空白を含むようなときは要に引用符処理をするなどして指定してください。
<stylesheet> <xslt-settings> の子要素 ns あるXML文書に適用するスタイルシートを指定しておくことができます。 ns でXML文書の名前空間を指定し、href でスタイルシートのURIを指定します。 例えば、次のようにします。これは、XHTMLとWordMLの例です。
<stylesheet ns="http://www.w3.org/1999/xhtml" href="xhtml2fo.xsl"/> <stylesheet ns="http://schemas.microsoft.com/office/word/2003/wordml" href="[WordMLToFO install directory]/WordMLToFO.xsl"/>
ここで指定されている名前空間を持つXML文書は、スタイルシートの指定をしなくても単独で組版することができます。組版時に、スタイルシートを指定したり、XML文書中にスタイルシートの指定があるときは、それらが採用され、ここでの指定は無視されます。
href
<msxml> <xslt-settings> の子要素 name msxml="true" のときの MSXML のプロパティを指定します。name でプロパティ名を、value で値を指定します。今のところ value には、true または false のみが指定できます。すなわち、それ以外の値を必要とするプロパティは指定できません。 指定できるプロパティには2種類あります。
  • setProperty("AllowXsltScript", true); のようにsetProperty()メソッドで指定するもの。
  • resolveExternals = true; のように値を直接指定するもの。
後者に解釈される name は以下のとおりです。
  • preserveWhiteSpace
  • validateOnParse
  • resolveExternals
これら以外は、setProperty()メソッド経由で値がセットされます。name がどういう文字列かはチェックされません。 既定値は、以下の指定がされているものとみなされます。
<msxml name="preserveWhiteSpace" value="true"/>
<msxml name="validateOnParse" value="false"/>
<msxml name="resolveExternals" value="true"/>
<msxml name="ServerHTTPRequest" value="true"/>
<msxml name="ProhibitDTD" value="false"/>
<msxml name="AllowDocumentFunction" value="true"/>
<msxml name="AllowXsltScript" value="false"/>
MSXML6.0 からは resolveExternals が ResolveExternals となっています(AH Formatter V6.5 はどちらでも受け付けます)。 また、これの既定値は、<formatter-setting external-entity="false"> のときは、false となります。
MSXML Security Overview を参照してください。 非Windows版では無視されます。
value

例えば、次のように設定されているとします。

<xslt-settings command="xslt -o &#34;%3&#34; &#34;%1&#34; &#34;%2&#34; %param" param-option="%p=%v"> <param name="foo" value="123"/> <param name="bar" value="&#34;Hello, World&#34;"/> </xslt-settings>

このとき、file.xml と file.xsl を与えて file.fo に変換するには、XSLTプロセッサは次のように起動されるでしょう。

xslt -o "file.fo" "file.xml" "file.xsl" foo=123 bar="Hello, World"

この例にあるように、%1 や %2 などに与えられる実際のファイル名が空白を含むようなことがあるならば、それらを引用符 &#34; で囲むなどの工夫が必要です。

その他の設定

要素 位置 属性 既定値 説明
<rxe-settings> <formatter-config> の子要素 command XSL Report Designer を使って、そのプロジェクトファイルとXMLドキュメントファイルを自動的にFOに変換して組版するときに指定します。 指定は、完全なコマンドライン形式で行い、%1、%2、%3 の3つの識別子を含んでいなければなりません。これらは次の意味を持ちます。
  • %1 : XMLドキュメント
  • %2 : プロジェクトファイル
  • %3 : 出力FOファイル
XSL Report Designer のコマンドライン書式は決まっています。 例えば、次のような指定になります。 実際には、もっと複雑な指定が必要になります。 詳しくは XSL Report Designer のオンラインマニュアルを参照してください。
command="java jp.co.antenna.rx.rxe.rxe -layout %2 -output %3 %1"
%1 や %2 などに与えられる実際のファイル名が空白を含むようなことがあるならば、それらを引用符 &#34; で囲むなどの工夫が必要です。 実際の設定は、ある環境では次のように長大になるでしょう。
command="java -Xms16m -Xmx512m -cp &#34;C:\Program Files\Antenna\XSLTemplateDesignerV1\lib\rxe.jar;C:\Program Files\Antenna\XSLTemplateDesignerV1\lib\xml-apis.jar;C:\Program Files\Antenna\XSLTemplateDesignerV1\lib\xercesImpl.jar;C:\Program Files\Antenna\XSLTemplateDesignerV1\lib\xalan.jar;C:\Program Files\Antenna\XSLTemplateDesignerV1\lib\jai_imageio.jar&#34; jp.co.antenna.rx.rxe.rxe -layout &#34;%2&#34; -output &#34;%3&#34; &#34;%1&#34;"
コマンドラインから組版するときは、
AHFCmd -d sample.xml -s sample.rxl -o sample.pdf -i AHFSettings.xml
のように -s にプロジェクトファイルを指定し、-i で <rxe-settings> の記述されているオプション設定ファイルを指定します。

オプション設定ファイルの例

<?xml version="1.0"?>
<formatter-config>
  <formatter-settings
      default-page-width="210mm"
      default-page-height="297mm"
      default-font-size="10pt"
      normal-line-height="1.2"
      default-color="#000000"
      border-thin-width="1pt"
      border-medium-width="3pt"
      border-thick-width="5pt"
      pxpi="96"
      default-lang=""
      default-CJK="ja"
      punctuation-trim="true"
      text-autospace="true"
      vertical-underline-side="auto"
      punctuation-spacing="0.5"
      text-autospace-width="0.25"/>
  <pdf-settings
      embed-all-fonts="false"
      error-on-embed-fault="false"
      user-password=""
      master-password=""
      no-printing="false"
      no-changing="false"
      no-content-copying="false"
      no-adding-or-changing-comments="false"
      color-compression="auto"
      color-jpeg-quality="80"
      text-and-lineart-compression="true"
      use-launch-for-local-file="true"
      rasterize-resolution="108">
    <embed-font font="Arial"/>
    <embed-font font="Courier New"/>
  </pdf-settings>
  <font-settings default-font-family="serif">
    <script-font
      serif="Times New Roman"
      sans-serif="Arial"
      monospace="Courier New"
      cursive="Times New Roman"
      fantasy="Times New Roman"/>
    <script-font
      script="Jpan"
      serif="IPA明朝"
      sans-serif="IPAゴシック"
      monospace="IPA明朝"/>
    <script-font
      script="Hang"
      serif="Batang"
      sans-serif="Gulim"
      monospace="BatangChe"/>
    <script-font
      script="Hans"
      serif="SimSun"
      sans-serif="SimHei"
      monospace="SimSun"/>
    <script-font
      script="Hant"
      serif="MingLiU"
      sans-serif="MingLiU"
      monospace="MingLiU"/>
    <font-alias src="MS 明朝" dst="IPA明朝"/>
    <font-alias src="MS ゴシック" dst="IPAゴシック"/>
  </font-settings>
  <xslt-settings command="xslt -o &#34;%3&#34; &#34;%1&#34; &#34;%2&#34; %param"
                 param-option="%p=%v">
    <param name="foo" value="123"/>
    <param name="bar" value="XYZ"/>
  </xslt-settings>
</formatter-config>